大坂 姉まりに「いつも負けてた」

女子テニスのWTAは20日に公式サイトに世界ランク1位の大坂なおみのインタビューを掲載した。

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現在開催中のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、プレミア・マンダトリー)に第1シードとして出場している21歳の大坂なおみは、1歳上の姉である大坂まりが同大会にワイルドカード(主催者推薦)で参戦することについて「彼女(まり)がこうして近くにいるのをとても楽しんでいる。ほとんど同じ大会には出ていないから、こうして今ここで一緒にいられるのは、本当に楽しい」と語りだした。

続けて「15歳くらいまでは、いつも彼女が6ー0とかで勝っていた。話にならなかった。何が起きているかやっと分かるくらい。でも確実に彼女は私を倒していた。勝敗で言えば、彼女の方が未だに何万回も勝っている」

また、今大会のまりについて「彼女は初心者のようなことをしていた。昨日は1日中雨だった。彼女は午前11時に会場に現れたけど、彼女の試合は4試合目に組まれていた。だから、一体何してるの?と思って彼女にそのことを伝えたりした。(同じ会場にいるのが)不思議な気持ち。お互いにアドバイスができる」と打ち明けた。

世界ランク1位として、そして大会2連覇をかけて出場したBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、プレミア・マンダトリー)では4回戦で敗れた。

「誰もがインディアンウェルズとマイアミは、グランドスラムに匹敵する2大会だと思っているから、自分には大きな期待が寄せられている。昨年はインディアンウェルズで優勝したけど、今年も優勝して連覇することはできなかった。ここでも良い結果を出したいだけ。私は素晴らしい選手がここで優勝するのを見て育った。自分も決勝の舞台に立てたと思う。観客として見ていた子どもがトロフィーを掲げられたら、それは大きな意味があるはず」と意気込んだ。

昨年のマイアミ・オープンでは1回戦でS・ウィリアムズ(アメリカ)を破ったものの、2回戦でE・スイトリナ(ウクライナ)にストレートで敗れている。

「彼女(セリーナ)との初対戦だったから、あの試合は本当に大きなものだった。インディアンウェルズで優勝した直後で、疲れていた。それでもどんな状況であれ、試合がしたかったし、どうなるか見たかった。勝つことができたし、その瞬間は夢のようなものだった」と語った。

今大会、第1シードの大坂は初戦の2回戦で世界ランク141位のY・ウィックマイヤー(ベルギー)と同142位のS・ヴィケリー(アメリカ)のどちらかと対戦する。

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(2019年3月21日16時53分)
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