ナダル フェデラー戦「特別」

男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は15日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードのR・ナダル(スペイン)が第12シードのK・カチャノフを7-6 (7-2), 7-6 (7-2)のストレートで破り、2016年以来3年ぶり10度目のベスト4進出を果たした。この結果、ナダルは準決勝で第4シードのR・フェデラー(スイス)と対戦することが決まった。

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この試合、ナダルはタイブレークの末に第1セットを獲得するも、第2セット序盤でメディカル・タイムアウトを要求し右ひざを治療。その後は互いにブレークを奪い合い再びタイブレークに突入するも、2時間16分で勝利した。

男子テニス協会ATPの公式サイトでナダルは「インディアンウェルズで準々決勝を戦えるのは毎回あることではない。だから集中してベストを尽くすようにだけ努めた。準決勝へ進めてただただうれしい。とても光栄なことだし、この大会のここまでのプレーに満足している」と語った。

また、準決勝で対戦するフェデラーについては「テニスというスポーツや、テニス人生を通してくぐり抜けて来た全てのことや、最も大切な瞬間を戦ってきたあとに築かれた2人の選手を理解するには色んなスタイルがあり、色んな方法がある。そんな全てのことがいつも、僕らの試合を本当に特別なものにしている。お互いテニス人生の終盤に来て、最も大切な大会の準決勝で最高のレベルで戦う機会を持ち続けられるのは素晴らしいこと」と話した。

両者は39度目の顔合わせで、ナダルの23勝15敗。

2017年以来2年ぶり6度目の優勝を目指す37歳のフェデラーは準々決勝で、世界ランク67位のH・ホルカシュ(ポーランド)を6-4, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。

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(2019年3月16日11時58分)
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