錦織 5時間の死闘「びっくり」

テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は21日、男子シングルス4回戦が行われ、第8シードの錦織圭が第23シードのP・カレノ=ブスタ(スペイン)を6-7 (8-10), 4-6, 7-6 (7-4), 6-4, 7-6 (10-8)の大逆転で破り、辛くも2016年以来3年ぶり4度目のベスト8進出を果たした。

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5時間5分の死闘を制した錦織は、試合後の会見で「今日は集中しすぎていて、終わった時に5時間と聞いて、ちょっとびっくりがあった」とコメントした。

この日、錦織は第1・第2セットを落とし、第3セットもカレノ=ブスタに先にブレークを許した。しかし、タイブレークの末にセットカウント1-2にすると、第4セットも取り、ファイナルセットへ。第10ゲームではサービング・フォー・ザ・マッチを迎えたが、このチャンスを逃した。

その後、10ポイント先取のタイブレークでは5-8から5ポイント連取の猛攻で勝利。マッチポイントではサービスエースで締めくくった。

「あれ(サービスエース)で終われるのは1番気持ちよかったです」

今大会3度目のフルセットマッチを強いられた錦織だったが「本当にタフになったというのは感じます。最後まで集中力を切らさずにできた。(ファイナルセットのタイブレークは)5-8だったので、よく耐えたなと。5-4(ファイナルセットの第10ゲーム)のサービスゲームは落とすかもと思っていたので、気持ちを切り替えて最後までプレーできました」と手応えを得ていた。

準々決勝では、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。ジョコビッチは4回戦で第15シードのD・メドヴェデフ(ロシア)を下しての勝ち上がり。

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(2019年1月21日23時44分)
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