テニスの全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）本戦出場権をかけたプレーオフの男女シングルス決勝がメルボルンパークで行われ、男子では第３シードのＪ・ダックワース（オーストラリア）がＬ・サビル（オーストラリア）を6-3, 5-7, 7-5, 7-6 (7-2)で下し、本戦出場を決めた。

２６歳のダックワースが全豪オープン本戦に出場するのは２０１７年以来７度目。

ダックワースは試合後「ホームであるグランドスラムでもう１度プレーできる。この大会は世界最高のトーナメントで、ここで得られるサポートは信じられないほどのものだ」と地元での四大大会出場を喜んだ。

同日に行われた女子シングルス決勝では第８シードで２０歳のＫ・ビレル（オーストラリア）が第５シードのＡ・シャルマ（オーストラリア）を破り、２０１６年以来２度目の本戦入りを果たした。

このプレーオフは１０日から行われており、シングルスは開催国オーストラリアの１６選手によって争われ、優勝者は全豪オープンの本戦出場権を得ることができる。

２０１８年の同大会を制したＡ・デ ミナー（オーストラリア）は、全豪１回戦でＴ・ベルディヒ（チェコ）に3-6, 6-3, 0-6, 1-6で敗れたものの、その後は８月のシティ・オープン（アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500）で準優勝をおさめるなど、年初２０８位だった世界ランキングを最終３１位まで上げる大躍進を遂げている。

【１６日の結果は以下の通り】

＜男子シングルス決勝＞
Ｊ・ダックワース (3) vs Ｌ・サビル, 6-3, 5-7, 7-5, 7-6 (7-2)

＜女子シングルス決勝＞
Ｋ・ビレル vs Ａ・シャルマ, 6-4, 6-2

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