錦織 敗退も「十分すぎる1年」

男子テニスの最終戦 Nitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は15日、グループ・レイトン・ヒューイットの予選ラウンドロビン第3戦が行われ、第7シードの錦織圭は第6シードのD・ティーム(オーストリア)に1-6, 4-6のストレートで敗れてグループリーグ敗退が決定。2016年以来2年ぶり3度目の決勝トーナメント進出とはならず、今シーズンに幕を下ろした。

>>ファイナルズ組み合わせ表<<

この日、錦織は第2戦に続いて本来の力を発揮できず、ティームに3度のブレークを許した。試合を通してブレークチャンスを4本握ったが活かすことはできず、1時間24分で敗れた。

ダブルフォルトを6本犯すなど精彩を欠いた錦織は会見で「調子が100パーセントではなかった。最後まで納得のいくサーブは打てなかった」と悔んだ。

予選ラウンドロビン敗退となるも、今年1月に手首のけがから復帰した錦織は「十分すぎる1年でした」と今季の活躍に手応えを得ていた。

「モンテカルロでも(手首に)痛みがあり、フォアが打てずに決勝までいった。そういうのを考えれば、よかった1年でした。それ(手首の痛み)と戦いつつ、自分のテニスとも戦いつつ」

「色んなことを乗り越えられた1年だった。体が強くなって痛みがでなくなったことも例年ではなかった。けがから復帰してよくなった部分がたくさんあると思います」

グループ・レイトン・ヒューイットからは第2シードのR・フェデラー(スイス)と第4シードのK・アンダーソン(南アフリカ)が決勝トーナメントへ進出した。

Nitto ATPファイナルズは8選手が2グループに分かれてリーグ戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。リーグ戦1位通過者は、もう一方のリーグ戦2位通過者と準決勝で対戦する。

【グループ・グーガ・クエルテン】
(1)N・ジョコビッチ(セルビア) 2勝0敗
(3)A・ズベレフ(ドイツ) 1勝1敗
(5)M・チリッチ(クロアチア) 1勝1敗
(8)J・イズナー(アメリカ) 0勝2敗

【グループ・レイトン・ヒューイット】
(2)R・フェデラー 2勝1敗
(4)K・アンダーソン 2勝1敗
(6)D・ティーム 1勝2敗
(7)錦織圭 1勝2敗

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(2018年11月16日17時00分)
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