ジョコV王手、世界2位確定

男子テニスのロレックス・上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)は13日、シングルス準決勝が行われ、第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第4シードのA・ズベレフ(ドイツ)を6-2, 6-1のストレートで下して決勝進出を果たし、2015年以来3年ぶり4度目の優勝に王手をかけた。

>>上海マスターズ対戦表<<

この日、ジョコビッチはズベレフに1度もブレークポイントを与えず1時間で勝利し、連勝記録を17へ伸ばした。さらに、15日に発表される世界ランキングでは2位へ浮上することが確定した。

男子テニス協会のATPには「やろうとしたことが全てできたと思う。彼(ズベレフ)はファーストサービスの入りが全体的に低かった。それはラリー戦で手助けになった。ラリー戦になれば、自分にチャンスがあると思っていた。しなければいけないことに集中するだけだった。それがしっかりできたと思う」とジョコビッチのコメントが掲載されている。

「世界2位へ戻れることは重要なことだし、うれしく思う。もちろん、それへ向けて努力はしたし、最終的なゴールは今シーズンの終わりに世界1位になること」

「世界2位になれるのは、今シーズンの序盤の4・5カ月を考えたり、手術を受けたことなどを考慮すると最高の功績。4カ月前と今の自分は全く逆。そんな功績やコートで費やした全ての時間を大事にしている」

決勝では、第13シードのB・チョリッチ(クロアチア)と対戦する。21歳のチョリッチは準決勝で第1シードのR・フェデラー(スイス)をストレートで破っての勝ち上がり。

ジョコビッチは「彼(チョリッチ)は一生懸命練習する選手。ツアーの中で最も練習する選手の1人。彼は若い世代のリーダーの1人で、今週はここまで最高のプレーをしている」と述べている。






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(2018年10月14日9時51分)
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