男子テニスのW&Sオープン（アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000）は１５日、シングルス２回戦が行われ、第５シードのＧ・ディミトロフ（ブルガリア）が世界ランク４４位のＭ・ズベレフ（ドイツ）を7-6 (7-5), 7-5のストレートで破り、同大会３年連続のベスト１６進出を果たした。

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この試合、８本のサービスエースを決めるなど、ズベレフにブレークチャンスを１度しか与えなかったディミトロフは１時間３９分で１６強入りを決めた。

昨年の同大会覇者である２７歳のディミトロフは準々決勝進出をかけて、３回戦で第１０シードのＮ・ジョコビッチ（セルビア）と対戦する。両者は９度目の対戦でジョコビッチの７勝１敗。ジョコビッチは２回戦で世界ランク２８位のＡ・マナリノ（フランス）を4-6, 6-2, 6-1で下しての勝ち上がり。

同日の２回戦では第６シードのＫ・アンダーソン（南アフリカ）、第７シードのＭ・チリッチ（クロアチア）、第１１シードのＤ・ゴファン（ベルギー）、第１５シードのＮ・キリオス（オーストラリア）のほか、Ｍ・ラオニッチ（カナダ）、Ｐ・カレノ=ブスタ（スペイン）、Ｋ・カチャノフらが３回戦に駒を進めた。一方、第３シードのＡ・ズベレフ（ドイツ）はＲ・ハーセ（オランダ）にフルセットで敗れた。

日本勢では錦織圭がＳ・ワウリンカ（スイス）に4-6, 4-6のストレートで敗れ、同大会２年ぶりの１６強入りとはならなかった。

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