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WTA/ATPツアーの仕組み
WTAツアーの仕組み
「WTAツアー・ランキング」は、毎週(グランドスラム大会など2週間の大会期間中は除く)発表されるランキングで、各大会のエントリー及びシード順位(ウィンブルドンは除く)は、このランキングをベースに決定されます。
計算方法は、過去一年分出場大会での勝ち上がりに応じたRound Pointsの合計です。勝ち上がって回戦を重ねるにつれ高いポイントが与えられます。(2006年のルール改正前は、対戦相手の世界ランキングによって相対的に加味されるQuality Pointsも加算されていました。世界ランキング上位の選手に勝利すれば、それだけ多くQuality Pointsが加算される仕組みでした。)

加算対象となるのは、過去1年間の上位17大会によるポイントです。例えば、シングルスで過去1年間に20大会に出場したとしても、加算されるのは、そのうちもっとも好成績を収めた17大会だけということになります。(ダブルスは同上位11大会で同様に計算されます。)
ポイントはクラスが上(下記参照)の大会ほど大きく、52週を経たポイントは、順次、自動的に消滅していきます。

グランドスラム4大会とナスダック100オープンについては、ランキングが十分高く本戦にストレートインできる選手に関しては、成績のいかんに関わらず過去1年間の17大会として計算されます。つまり、それら大会で1回戦負けや欠場でポイントが稼げなかった場合でも、ランキングにそのまま算入されてしまいます。

また、ランキング上位選手は格下の大会には出場できなかったり、18歳未満の選手は年齢によって年間出場できる大会数が制限されるなどの規則もあります。
一方の「レース・ランキング」は、年始に全選手が0ポイントでスタートし、以降出場した大会で得たポイントを単純に積み上げて合計ポイントで争うというものです。通常こちらのランキングが話題になることはあまりありませんが、毎年年度末のWTAツアー選手権に出場できるシングルス上位8人、ダブルス上位4組を決める際にはレース・ランキングがベースとなっています。

ランキングの対象となる大会は、グランドスラムからITF女子サーキットまで4段階に分けられています。
WTAツアーの仕組み
【グランド・スラム】とは、全豪オープン・全仏オープン・ウィンブルドン・USオープンの4大大会をさします。 管轄は、WTAやATPとは別団体であるITF(International Tennis Federation)となっています。  賞金額は大会ごとにばらつきはありますが、最近は男女ともに賞金額も高騰しており、シングルの優勝者の賞金額も1億円を越してきています。
シングルスの優勝は1000ポイント、準優勝は700ポイントが加算されます。

【プレミア】とは、2008年までの『ティア1』や『ティア2』レベルの大会のことを示し、年間で全19大会ある賞金総額60万ドル以上の大会で、中でも最大規模の大会は賞金総額400万ドルを超えます。日本で開催されている、東レ・パンパシフィック・テニスは、これにあたります。
シングルスの優勝は275~500ポイント、準優勝は190~350ポイントが加算されます。

【インターナショナル】は、2008年までの『ティア3』、『ティア4』レベルの大会のことを示し、賞金総額22万ドル以上の国際大会のことで、2009年は29大会が予定されています。2009年より新たに開催される「ジャパン女子オープン」はこのカテゴリーに属します。
シングルスの優勝は115~165ポイント、準優勝は80~115ポイントが加算されます。

【ITF女子サーキット】は、賞金総額1万ドル以上7万5千ドル以下の大会で、管轄はITFですが、世界ランク対象のWTAツアー・ポイントが獲得できます。
なお、この他年末のツアーチャンピオンシップ大会があり、そこではその年のシングルスのベスト8人とダブルスの4人だけが集まって、真の女王を決めます。同大会でのポイントもランキングポイントに加算されます。 (優勝750ポイント、準優勝525ポイント)

ATPツアーの仕組み
世界男子ツアーはATP(Association of Tennis Professionals)によって管理・運営されています。

現在ランキングシステムには、「エントリーランキング」と「チャンピオンズレース」との2つのシステムがあります。

「エントリーランキング」は、過去52週間に出場した上位19大会のポイントの合計で年間ランキングを決める方式(女子のランキングシステムと同じ方式)です。
ランキングが十分高くグランドスラム4大会やマスターズ1000シリーズ9大会の本戦にストレートインできる選手は、それら大会に仮に欠場(つまりゼロポイント)してもポイントがランキングに反映されます。それら13大会の他に年末のマスターズカップとインターナショナル・シリーズで獲得した上位5大会のポイントの合計となります。グランドスラムやマスターズ1000シリーズに出場できないランクの選手は、その分だけ加算できるワールドツアーの大会数が増えます。
この方式は過去約1年間の成績の平均となるため、各大会のエントリーやシードの決定の際にはこのシステムのランキングが適用されます。ただこの方法だと、成績の悪い大会があってもまったくランキングに響かないため選手の間では不評の声もあがっていました。

一方の「チャンピオンズレース」は、2000年からスタートとしたシステムで、毎年すべての選手が0ポイントからスタートし、出場大会ごとにポイントが加算され年間ランキングを決める方式です。例えば、年初に行われる大会で好成績を収めると、その選手は必然的に、その年の前半はチャンピオンレースの上位になるわけです。
ポイントの対象は1シーズン19大会で、エントリーランキング同様にグランドスラムなどの成績が自動的に反映されます。このシステムは単純明快で分かりやすいのですが、その時々の勢いだけがランキングに反映され、あまりにも短期的すぎるという批判があります。

両方式も一長一短がありますが、2006年からはシングルスでは「エントリーランキング」が再び一般的な仕組みとして利用されています。

尚、16歳未満の若い選手は年齢により年間に出場できる大会数が制限されています。

ランキングの対象となる大会は、グランドスラムからフューチャーズまで6段階に分けられています。

ATPツアーの仕組み
【グランド・スラム】とは、全豪オープン・全仏オープン・ウィンブルドン・USオープンの4大大会をさします。管轄は、ATPとは別団体であるITF(International Tennis Federation)となっています。
賞金額は大会ごとにばらつきはありますが、最近は男女ともに賞金額も高騰しており、シングルの優勝者の賞金額も1億円を越すのが当たり前となっています。 優勝者には2000ポイント、準優勝には1200ポイントが加算されます。

【マスターズ1000】とは、ATPツアーの最高峰大会で、賞金総額が245万ドル以上の大会です。年間9大会開催されることから、当初はスーパー9と呼ばれており、2008年まではマスターズ・シリーズと呼ばれていました。 優勝者には1000ポイント、準優勝には600ポイントが加算されます。

【500シリーズ】は、マスターズ1000の次にランクの高い大会として位置し、賞金総額100万ドル以上の大会をさします。日本で開催される、AIGオープン(東京)はこのシリーズに属します。現在年に9大会あります。 優勝者には500ポイント、準優勝には300ポイントが加算されます。

【250シリーズ】は、賞金総額45万ドル以上の大会で、現在年間39大会開催されます。 優勝者には250ポイント、準優勝には150ポイントが加算されます。

【チャレンジャー・シリーズ】とは、日本で言うツアー公式戦の下に位置する賞金総額2万5千ドル以上15万ドル以下の大会です。

【フューチャーズ・シリーズ】とは、賞金総額1万ドル以上1万5千ドル以下の大会で、1998年に創設されたシリーズです。

また、この他年末のATPワールドツアー・ファイナルがあり、そこではその年のシングルスのベスト8人とダブルスの8組だけが集まって、真の王者を決めます。同大会でのポイントもランキングポイントに加算されます。
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