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Vol.11 最新型サーブ・テイクバック大研究 下巻

タイプ④ 右手と左手が一緒に動く引き方…バンザイ型

右手と左手を同調させやすいが現在は少数派

4番目は、右手と左手が一緒に動くという意味ではタイプ3と同じだが、こちらはバンザイするように身体の前側から両手を上げていくタイプだ - これをタイプ4とする - 。下のラフターの連続写真を見てもらえば一目瞭然、まさにバンザイ型という言い方がぴったりだ。これも、プロの世界では少数派だが、今回タイプ1に分類したロディックも同じ系統だと言える。

このタイプのメリットとしては、タイプ3と同様にシンプルで右手と左手の協調がしやすいという点が、まず挙げられる。両手を一緒に同じように上げていくので、不器用な人にも馴染みやすいということだ。

また、ロディックやサンチェスのように工夫すれば、肘の引きも大きくできるし、クイックサーブにも対応できるので、トスを低くして速めのリズムで打つときには、タイプ3よりもお勧めできる。

タイプ4は、まさにバンザイのように両手を一緒に上げていくのが特徴で、そのシンプルさゆえに、誰にでも実践しやすいというメリットがある。ただし、バンザイした後で勢いよく右腕を引き下ろすと、肘の位置が低くなってしまうので、腕をゆっくり下ろして肘を下げすぎないように注意しよう。

P.ラフターのバンザイ型のテイクバック
タイプ4(バンザイ型)の代表的な例。バンザイして右腕がもっとも高く上がった(⑩)後は、腕をゆっくりと下ろしながら背中側に右肘を突き出しており、これが威力の面で効いている。ラフターの場合は、強いスピンサーブを打つためにじっくりタメを作っているが、通常はもう少し速いリズムで打ったほうが、タイプ4の良さが生きるだろう。
A.サンチェスのバンザイ型のテイクバック(倍速デジタル撮影)
こちらは、右肘を曲げたままバンザイしているような例で、肘の引きを大きくしやすい引き方になっており、(⑬)を見ても女子選手としては力強い肘の形ができている。ロディックのテイクバックと共通する部分も多く(メリットもタイプ1とほぼ共通している)、シンプルなテイクバックにしたい女性には、大いに参考にしてほしい例だと言える。
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「タイプ⑤ 右手と左手が別々に動く引き方」 >>

(テニスジャーナル 2004年2月号)
© SKI Journal Publisher Inc.

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