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Vol.6 Japan Open~日本勢はタイトル獲得できず

5月17~22日に、福岡県・筑豊ハイツで、車いすテニスの四大大会の一つ「Japan Open 2005」が開催された。
“グランドスラム”の一つに数えられるこの大会には、各国の強豪選手も多く出場する。日本勢の活躍が期待されたが、残念ながらメインクラスでの日本人選手のタイトル獲得はならなかった。
メインクラス優勝者は、男子シングルス優勝がデビッド・ホール(オーストラリア)、女子シングルス優勝はイスケ・フリフィウーン(オランダ)、クアードクラス・シングルスはピーター・ノーフォーク(イギリス)だった。

ジャパン・オープンは5回目の制覇となるホール

同胞のスミットを熱戦の末下し、初優勝した第2シード20歳のフリフィウーン

圧倒的強さでクアードを制したノーフォーク

男子シングルスは、斎田悟司と国枝慎吾のトップ対戦が再び見られるかと期待された。しかし、ともに準決勝で斎田は世界ランキング2位のデビッド・ホール(オーストラリア)に、国枝はランキング3位のミハエル・ジェレミアス(フランス)にそれぞれ敗れ、決勝での二人の対戦は実現しなかった。
世界ランキング6位の斉田対世界トップのホールの準決勝は、6-4, 6-2でホールが勝ち取った。
国枝も準決勝で、6-2, 5-7, 3-6とフルセットの惜しい逆転負けを喫してしまった。先日の神戸オープンでの優勝の勢いで大会に挑んでいただけに無念さが残る。

「(準々決勝の)ニコラス・ラーソン(スウェーデン)との試合の途中で右ひじに違和感を覚え、サーブの調子が悪くなったようです。自分は、サーブで組み立てていくタイプなので、最後までリズムをつかむことができませんでした。一つ一つのショットはよかったのですが、決め球でミスが多くなってしまいました。」(斉田選手)

「戦術のミスですね。ポイントの固め取りができませんでした。」(国枝選手)

また、男子ダブルスでも、斎田/国枝組は、ホール/ジェレミアス組にフルセットの末敗れ、昨年に続く準優勝となった。

女子では、日本の第一人者でもある大前千代子が、準々決勝で第2シード、ランキング6位のイスケ・フリフィウーン(オランダ)と対戦、1-6, 2-6で敗れた。
また、今季好調の八筬美恵は、今大会でもベスト4に進出したが、大前が敗れた相手、フリフィウーンに6-3, 1-6, 4-6で敗れ、残念ながら決勝進出はならなかった。

クアードシングルスは、世界ランキング2位のピーター・ノーフォーク(イギリス)が、強さを見せつけて優勝。日本勢は、2回戦で姿を消した。
世界ランキング13位で日本人選手トップの當間寛は、初戦で格下のズ=シュエン・フアン(台湾)と対戦したが2-6, 3-6で敗退した。

「ショットがまとまりませんでした。相手に先手を取られて厳しくなり、いろいろ考えすぎて、消極的になってしまいました。」(八筬選手)

「今日は相手がバシバシ打ってくるタイプなので、自分もバシバシ打っていこうと思いました。」(大前選手)

(2005.05.27 構成:酒井朋子/写真:安藤晃)

「過去2回対戦していますが、今まで一度も勝ったことがありません。それが、多少プレッシャーとなっているのかもしれないです。イメージ通りのショットが打てず、ゲームの組み立てができませんでした。」(當間選手)
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