男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATPマスターズ)は29日、シングルス1回戦が行われ、来年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で引退を表明している、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク133位の
R・ガスケ(フランス)がラッキールーザーで出場した同65位の
Z・ベルグス(ベルギー)に3-6, 4-6のストレートで敗れ、初戦敗退となった。
>>アルカラスら パリ・マスターズ組合せ<<38歳のガスケは2002年、当時16歳で全米オープンジュニアのシングルスを制覇。その後2005年に19歳で本戦初出場を果たすと、いきなりベスト16という成績を残した。ツアー獲得タイトルは16で、2007年と2013年には最終戦のNitto ATPファイナルズに出場している。
自身最後のパリ・マスターズとなった1回戦の第1セット、第4ゲームでブレークを許す。第9ゲームで2度のブレークポイントを迎えたが、これをものにできず、セットを落として相手に先行を許した。
続く第2セットでも、第2ゲームで2度のブレークポイントを握りながらも決め切れず、逆に第5ゲームでブレークを奪われる苦しい展開に。その後も流れを取り戻せなかったガスケは、最終第10ゲームをラブゲームで落とし、試合時間1時間20分で初戦敗退となった。
勝利したベルグスは2回戦でワイルドカードで出場している世界ランク58位の
A・マナリノ(フランス)と対戦する。マナリノは初戦で第11シードの
T・ポール(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
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