男子テニスの木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2024(日本/東京、ハード、ATP500)に出場する世界ランク146位の
望月慎太郎は24日、大会開幕を前にインタビューに答えた。
>>望月慎太郎vsアンベール 1ポイント速報<<>>錦織 圭、西岡 良仁、望月 慎太郎ら ジャパンOP組合せ<<21歳の望月が同大会に出場するのは3年連続3度目。昨年は当時世界ランク10位の
T・フリッツ(アメリカ)らを破りベスト4に進出する活躍をみせた。
望月は今大会の1回戦で世界ランク19位の
U・アンベール(フランス)と対戦する。両者は初の顔合わせとなる。
望月は大会を前にインタビューに答え、現在の心境を語った。
【望月慎太郎 インタビュー】
Q. ジャパンオープンに対してどのような印象を持っていますか?
まず日本で試合ができるのは、1年を通して数少ない経験でもあるので、そこは本当にいつも楽しみです。こうやってたくさんお客さんが入った中で試合をするのは昔から好きなので、すごくワクワクします。それが緊張になることももちろんありますけど、すごく好きなところです。
このコートがとか、この環境がというよりは、そういう雰囲気が好きな大会だと感じています。
Q. 日本でプレーすることに対するプレッシャーや、昨年のランキングポイントを防衛することに対するプレッシャーはありますか?
そんなに変な緊張はないです。シンプルに試合をすることに対しての緊張だったり、相手も素晴らしい選手なので、そこに対しての緊張はありますけど、去年がどうだったとかは、周りは気にするかもしれないですけど、あんまり自分では正直考えてないです。
去年あの結果があって、そこから勢いに乗っていきたかったんですけど、思うようにもいかず、今年もそんなに勝てずにここまで来てるので、そこはあまり考えていません。
ランキングは落ちてもしょうがないと今は思っているので、そこに変な緊張感はなく、 思いっきりまずは1回戦で全力を出そうと思っています。
Q. 去年のジャパンオープン以降、ツアー大会で思うように勝利を挙げることができませんでしたが、この点についてどう感じていますか?
僕の中で去年のこの大会は感触もすごい良かったし、勢いもかなり出てたところがあったと思います。競った中で勝ち切れてたのがすごく良かったことです。
今年は、年始のスタートがあまり思うようにいきませんでした。でも徐々にその中でも良くなっている感覚はありますし、 特に先週なんかは負けてはしまいましたけど、 自分がすごく良い状態じゃない時でも良い試合ができたので、そこに対しての自信は出てきてます。
このレベルで1勝することの難しさというのは本当に日々感じるので、もちろん勝つのが理想ですけど、時間が経つにつれて良くなってる感じはしているので、そこが一番いいところかなと思っています。
Q. 昨年のジャパンオープンからの1年間でどの部分がステップアップしていると感じていますか?
身体にしてもフィジカル面にしても、技術の面もそうですけど、全体的に良くなっているところはかなりあると思っていてポジティブなことです。
やっていて自分が良くなっている感触もすごくあるし、実際に映像を見たりしても、ディフェンスをしっかり走って返すところだったり、1つ1つのショットの質だったりというのは上がってきてると思うので、そこを自分のテニスにもっとうまくいれていけたらいいなと思っています。
Q. 初戦で対戦するアンベール選手の印象を教えてください。
すごく良い選手だなっていうのは結構前から見てて思っていました。テンポも速いですし、フラット系で速いタイミングで打ってくる選手だと思うので、自分がかなり走らないといけなくなりますし、ディフェンスもしなきゃいけないし、そこから自分で攻めていくこともしないと勝てない選手だと思います。まずは自分のできることをやって、素晴らしい選手なので勝つのは大変ですし、簡単には絶対勝てない相手なので、そこは覚悟して頑張りたいと思います。
Q. 動きのあるプレースタイルの望月選手にとってテニスシューズの重要性を教えてください。
僕は他の選手よりも動かないといけないし、リーチも短いので、動く量というのは必然的にまわりの選手より増えると思います。
ハードコートでも滑らないと取れないボールもありますし、その中でアシックスさんのシューズはとにかく軽くて本当に走りやすいです。
自分の中で本当に速く走らないといけない時もありますし、僕のプレースタイル的に前にも動かないといけないことが多いので、そういった中でこの軽さ、動きやすさというのはすごく助けになっています。ハードコートでも自信を持って 滑りまくれるので、心配なくプレーができています。
Q. 今大会の意気込みをお聞かせください。
まずは1回戦に勝つことが自分の中では大きな目標なので、そのために全力で準備して先のことは考えず、1つ1つ、1ポイント1ポイントに集中して、走ってやっていきたいと思っています。
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