男子テニスのATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は19日、グループ・ジョン マッケンローの予選ラウンドロビンが行われ、既に2年ぶり2度目のベスト4進出が決まっていた第5シードの
錦織圭(日本)は第7シードの
M・チリッチ(クロアチア)に6-3, 2-6, 3-6の逆転で敗れ、翌19日に行われる第2シードのN・ジョコビッチとの準決勝へ不安を残した。
>>錦織vsチリッチ1ポイント速報<<>>ファイナルズ組み合わせ表<<両者は今回が13度目の対戦で、錦織の7勝5敗。直近のスイス・インドア(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)決勝ではストレートで敗れている。
また、同日の第2試合で第1シードの
A・マレー(英国)が第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)に勝利すると、錦織の準決勝進出が決まる。もしマレーがワウリンカに敗れても、錦織がチリッチを下すと準決勝へ進出する。
錦織とマレーが敗れた場合、錦織の4強入りがなくなる。
予選ラウンドロビンの結果は以下の通り。
【グループ・ジョン マッケンロー】(1)A・マレー 2勝0敗
(3)S・ワウリンカ 1勝1敗
(5)錦織圭 1勝1敗
(7)M・チリッチ 0勝2敗
【グループ・イバン レンドル】(2)
N・ジョコビッチ(セルビア) 3勝0敗
(4)
M・ラオニチ(カナダ) 2勝1敗
(6)
G・モンフィス(フランス) 0勝2敗
(8)
D・ティエム(オーストリア) 1勝2敗
(9)
D・ゴファン(ベルギー) 0勝1敗
ATPワールドツアー・ファイナルズは4選手が2グループに分かれて総当り戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。1位通過者はもう一方のグループの2位通過者と準決勝で対戦する。
獲得ポイントは予選ラウンドロビン1勝あたり200ポイント、決勝進出で400ポイント、優勝すると500ポイント、最大で1,500ポイントを獲得する。
■関連ニュース■
・錦織をマレーが絶賛「上手い」・錦織「やっぱちっちぇーな」・錦織 マレーとは「差がある」