テニスツアーのシティ・オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、ATP500)は20日、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク93位の
西岡良仁(日本)は第14シードで同36位の
G・ミュラー(ルクセンブルグ)に4-6, 1-6のストレートで敗れ、3回戦進出とはならなかった。
この試合、西岡はビッグサーバーのミュラーに11本ものサービスエースを叩き込まれ、トータルで1度もブレークチャンスを握れず、3度のブレークを許して完敗を喫した。試合時間は1時間2分。
西岡は6月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で予選を勝ち抜き本戦初出場。本戦では
S・スタコフスキ(ウクライナ)に敗れ1回戦敗退となるも、その後の下部大会で好成績をあげ、世界ランキングで自身初のトップ100入りとなった。
過去のツアー大会では、ATP250のデルレイ・ビーチ・オープンとメンフィス・オープンでベスト8進出、ATP1000のマイアミ・オープンでは3回戦進出を果たした。
一方、勝利したミュラーは3回戦で第4シードの
B・ペール(フランス)と対戦する。
また、その他の日本勢では世界ランク106位の
杉田祐一(日本)が同98位の
V・ポスピシル(カナダ)を逆転で下して初戦突破。2回戦では第16シードの
B・チョリッチ(クロアチア)と顔を合わせる。
今大会の主なシード勢は第1シードに
J・イズナー(アメリカ)、第2シードに
G・モンフィス(フランス)、第3シードに
B・トミック(オーストラリア)、第4シードにペール、第5シードに
S・ジョンソン(アメリカ)、第6シードに
J・ソック(アメリカ)、第7シードに
A・ズベレフ(ドイツ)、第8シードに
S・クエリー(アメリカ)となっており、シード勢は1回戦免除で2回戦からの登場。
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