男子テニスツアーのメンフィス・オープン(アメリカ/メンフィス、ハード)に第1シードで出場し、昨年打ち立てた記録を更新するべく4連覇を狙う世界ランク7位の
錦織圭は、現コーチである元世界ランク2位の
M・チャン(アメリカ)への気持ちを語った。
2013年12月からチャンが正式に錦織のコーチとして就任。以降、錦織のテニスは劇的に進化した。2014年1月の段階で世界ランク17位だったのが、その年の12月にはトップ5を記録。その後、2015年3月には世界4位に浮上した。
チャンは、1989年の全仏オープンで17歳3カ月という若さでグランドスラム初のタイトルを獲得。この優勝は男子シングルスのグランドスラム最年少記録で、未だ破られていない。
そんな大きな記録を持つチャンに信頼を置く錦織。オンコート時はもちろん、オフコートでもチャンの教えが今の錦織をつくっている。
【錦織圭 「今の自分はマイケル・チャンのおかげ」】
錦織は、現在行われているメンフィス・オープンに第1シードで出場。昨年は自身初、さらに大会史上初の3連覇を成し遂げた。1997年には、チャンもタイトルを獲得している。
初戦となる2回戦では、世界ランク124位の
R・ハリソン(アメリカ)と対戦。両者の試合は、日本時間11日朝10時30分(現地10日19時30分)以降に行われる予定。
>>メンフィス・オープン 対戦表<<
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