テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会6日目の23日、男子シングルス3回戦が行われ、第8シードの
D・フェレール(スペイン)が第31シードの
S・ジョンソン(アメリカ)を6-1, 6-4, 6-4のストレートで下し、6年連続の4回戦進出を果たした。
>>全豪オープン対戦表<<両者は昨年10月のエルステ・バンク・オープン決勝で1度だけ対戦しており、その時もフェレールが勝利した。
この試合、フェレールは第1セットをわずか24分で先取。続く第2セットでもジョンソンに1度もブレークチャンスを与えずに2セットアップとする。第3セットでは少ないチャンスをものにし、最後はフォアハンドのダウンザラインを決めて1時間44分で勝利した。
4回戦では、第10シードの
J・イズナー(アメリカ)と対戦する。イズナーは、同日の3回戦で第18シードの
F・ロペス(スペイン)を下しての勝ち上がり。ビッグサーバーで、ロペス戦では44本ものサービスエースを叩き込んでいる。
33歳のフェレールは、キャリア通算26勝をあげており、世界ランキングでは2013年7月に記録した3位が自己最高位。四大大会では2013年の全仏オープンで決勝進出を果たしている。全豪オープンでは、2011・2013年の4強入りが最高成績。
今大会、フェレールは1回戦で予選勝者の
P・ゴヨブジク(ドイツ)を下し、2回戦では全豪オープンを最後に引退する元世界ランク1位の
L・ヒューイット(オーストラリア)と対戦し、ストレートで勝利してヒューイットの現役最後の対戦相手となった。
>>WOWOWで全豪オープン実況中!吉崎仁康氏による現地レポート<<
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