男子テニスのエキシビション大会であるクーヨン・クラシック(オーストラリア/クーヨン、ハード)は13日、世界ランク7位の
錦織圭が同310位で18歳のO・ジャシカ(オーストラリア)に6-1, 6-7 (3-7), 10-4のフルセットで勝利し、18日からの全豪オープンへ弾みをつけた。
コーチの
M・チャン(アメリカ)が見守る中、2014年のクーヨン・クラシックを制している錦織は第3ゲームから5ゲームを連取して格下のジャシカを圧倒し、第1セットを先取する。
第2セットもリードした錦織だったが、サービング・フォー・ザ・マッチのゲームでダブルフォルトなどのミスによりブレークバックを許し、タイブレークの末に第2セットを落とす。
10ポイント先取のファイナルセットはリターンダッシュを見せるなどで世界トップ10の力を見せつけ、勝利を手にした。
18日からの全豪オープンで錦織はグランドスラム初優勝を狙う。過去の全豪オープンでは2013・2014年にベスト16、2015年はベスト8へ進出している。
また、今季開幕戦のブリスベン国際男子では準々決勝で
B・トミック(オーストラリア)に敗れ、4年連続のベスト4進出を逃した。
一方、敗れたジャシカは2014年の全米オープン ジュニア部門のダブルスで
中川直樹とのペアで優勝を飾っている。
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