テニス国際大会「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」(通称IPTL)のフィリピンラウンド(フィリピン/マニラ、ハード)は8日、インディアン・エーシーズとフィリピン・マーベリックスの男子シングルスが行われ、M・ラオニチに5-6 (6-7)で敗れた
R・ナダル(スペイン)が、試合後に自身のテニスについて話した。
>>IPTLとは・・・?<<今年は不調な時期が続き、6月の世界ランキングでは2005年以来 約10年ぶりとなる2桁台の10位へ転落したナダル。
しかし、シーズン後半は徐々に復活の兆しが見え、ツアーファイナルでは3戦全勝でグループリーグを突破。準決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れるもベスト4進出を果たし、世界ランキングは5位で終えた。
「最近の好調さを維持していきたいし、それを目指すことに興奮している。高いモチベーションも持ち続けている。また最高のプレーが出来るまで、1・2・3年、それ以上かかろうが自分にとっては問題ではない。あまり深く考えてはいない。」
「1日1日を大切にしている。今こうしてここにいることに幸せを感じているし、今季最後の3カ月でのプレーには満足している。思っていた以上のテニスの世界を達成出来た。」と振り返った。
また「テニスをエンジョイしている限り、プレーに喜びを感じている限り、テニスを続けようと思っている。続けていこうとするモチベーションもあるし、あと約1カ月で始まる次のシーズンでも毎日良いプレーをし続けるモチベーションもある。」と今後の意気込みを述べた。
試合の対戦結果は以下の通り。
【インディアン・エーシーズ vs フィリピン・マーベリックス 24-25】
1.レジェンドシングルス
F・サントロ(フランス) 4-6
M・フィリプーシス(オーストラリア)2.男子ダブルス
R・ナダル/
I・ドディグ(クロアチア)組 6-4
R・ガスケ(フランス)/
E・ロジェ=ヴァセラン(フランス)組
3.ミックスダブルス
R・ボパンナ(インド)/
S・ミルザ(インド)組 6-3
TH・フェイ(フィリピン)/
S・ウィリアムズ(アメリカ)組
4.女子シングルス
S・ストーサー(オーストラリア) 3-6 S・ウィリアムズ
5.男子シングルス
R・ナダル 5-6 (6-7) M・ラオニチ
>>IPTL オフィシャル・カードセット発売開始!<<IPTLでは1試合6ゲーム先取の特殊なルールで行われる。ゲームカウント5-5になった際はシュートアウト(7点先取のタイブレーク方式)を適用。男女シングルス、男子ダブルス、ミックスダブルス、男子レジェンドシングルスの1セットマッチを行い、5試合の獲得ゲーム数が多いチームの勝利となる。
ゲーム獲得数によって順位が決定し、5節を終え獲得ゲーム数が高い上位2チームが決勝で優勝を争う。
IPTLは日本から始まり、フィリピン、インド、アラブ首長国連邦、シンガポールへと会場を移し、12月20日まで行われる。また、WOWOWではIPTLの全日程を生放送する。
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