男子テニスツアーのチャイナ・オープン(中国/北京、ハード)は8日、シングルス2回戦が行われ、大会6度目の優勝を狙う第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が主催者推薦枠で出場の
Z・ザン(中国)を6-2, 6-1のストレートで下し、4年連続のベスト8進出を果たした。この結果により、ジョコビッチは今大会の通算成績を27勝0敗とした。
この試合、ジョコビッチはザンに1度もブレークチャンスを与えることなく、終始主導権を握り圧倒。試合時間わずか54分で勝利を手にした。
準々決勝では、第6シードの
J・イズナー(アメリカ)と予選勝ち上がりの
J・ミルマン(ロシア)の勝者と対戦する。
世界ランク1位のジョコビッチは同大会に2009年から出場しており、欠場した2011年を除く5度全てでタイトルを獲得している。初出場からトータルで落としたセットはわずか3セットで、昨年は1回戦から全てストレートで勝利。今大会で無敗の記録を更新しているジョコビッチは6度目、4連覇を狙う。
また、今大会のトップハーフに位置しているジョコビッチ。第3シードの
R・ナダル(スペイン)はボトムハーフに位置している。順当に勝ち進めば、両者は決勝で顔を合わせる組み合わせ。通算対戦成績では21勝23敗としているジョコビッチだが、今年に入ってからは1度も敗れていない。
また、今大会には実の弟であるD・ジョコビッチとのダブルスにも出場しており、準々決勝へ駒を進めている。
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