男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード)は8日、シングルス2回戦が行われ、第6シードの
M・チリッチ(クロアチア)が
S・ジョンソン(アメリカ)を6-3, 6-3のストレートで下してベスト8進出を果たした。この結果、第2シードの
錦織圭(日本)は準々決勝でチリッチと対戦することが決まった。
>>楽天OP対戦表<<錦織とチリッチは今回が10度目の対戦。錦織は昨年の全米オープン決勝でチリッチに敗れてグランドスラム初の優勝を逃したが、今年のシティ・オープンでは錦織が逆転で勝利しリベンジを果たした。対戦成績は錦織から6勝3敗。
ボトムハーフに位置する錦織。シード勢が順当に勝ち上がった場合、準決勝で対戦する可能性があった過去5戦全敗の第4シードの
R・ガスケ(フランス)と第8シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)がいずれも初戦で敗れたため、準決勝ではシード選手と当たらない結果となった。決勝では今年の全仏オープンを制した第1シードの
S・ワウリンカ(スイス)と対戦する組合せ。
錦織は今大会、1回戦で18歳の
B・チョリッチ(クロアチア)(クロアチア)、2回戦で
S・クエリー(アメリカ)を下して8強入りを決めている。昨年は決勝で
M・ラオニチ(カナダ)を下して大会2度目のタイトルを獲得した。今回は3度目、2連覇へ向けてチリッチ戦に挑む。
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