男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード)は7日、シングルス2回戦が行われ、第2シードの
錦織圭(日本)が世界ランク50位の
S・クエリー(アメリカ)を7-6 (7-3), 6-3のストレートで下し、2連覇へ順当に準々決勝進出を決めた。
>>楽天OP対戦表<<これでクエリーとの対戦を3連勝とした錦織は「強い風の中、彼(クエリー)のようなビッグサーバーとの対戦では、高い集中力が必要だった。第1セットをタイブレークで先取してからは落ち着いて、よりリラックスして第2セットを戦うことが出来た。」と冷静に試合を振り返った。
25歳の錦織はこれで、今季ここまで出場した16大会中13大会でベスト8以上の好成績。
第1セットはクエリーに1度もブレークポイントを握らせない安定したサービスゲームを披露した錦織は、タイブレークでも序盤で5-1と大きくリードしてセットカウント1-0とする。
第2セットでは、第3ゲームでこの日初めてクエリーのサービスゲームでブレークすると、その後ブレークバックされることなくストレートでクエリーを退けた。
錦織は準々決勝で、第6シードの
M・チリッチ(クロアチア)と
S・ジョンソン(アメリカ)の勝者と対戦する。チリッチはこの日行われた1回戦で
D・ヤング(アメリカ)を7-5, 5-7, 6-4で破り、ジョンソンとの2回戦へ駒を進めた。
(STATS - AP)
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