男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード)は7日、シングルス1回戦が行われ、第7シードの
F・ロペス(スペイン)が
J・ソウサ(ポルトガル)に4-6, 6-4, 1-6のフルセットの末に敗れて1回戦で姿を消した。ロペスの敗退により、今大会のシード選手の初戦敗退は4人目となった。
>>楽天OP対戦表<<この試合、第1セットを落としたロペスは続く第2セットで積極的にネットに出てソウサを圧倒。2度のブレークに成功して1セットオールとする。
第3セットでもバックハンドのウィナーを決めるなど果敢に攻めたロペス。しかし、勢いに乗ったソウサの強烈なストロークに押されて自身のペースを崩し、そのまま立て直すことが出来ずに1時間48分で敗れた。
両者は過去に2度対戦しており、ロペスは今回初めてソウサに敗れることとなった。
世界ランク15位のロペスは、昨年6月のAEGONノッティンガム・オープン男子でキャリア通算4勝目をあげ、今季は未だタイトル獲得には至っていないが、全米オープンではベスト8入りを果たしている。
直近では、先日のマレーシア・オープン決勝で
D・フェレール(スペイン)に敗れるも準優勝を飾っていた。
今大会では、6日に行われた1回戦で第4シードの
R・ガスケ(フランス)、第5シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)、第8シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)のシード勢3選手が初戦敗退を喫しており、今回のロペスでシード選手の1回戦負けは4人目となった。
一方、勝利したソウサは2013年のマレーシア・オープンでツアー初優勝を飾り、今季は7月のクロアチア・オープンで
F・フォニュイーニ(イタリア)、
R・バウティスタ=アグ(スペイン)らを下して決勝進出。決勝では
D・ティエム(オーストリア)に敗れるも準優勝を果たしている。
2回戦では、予選勝者の
A・クライチェック(アメリカ)と対戦する。
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