男子テニスの国別対抗戦デビスカップ決勝(フランス/ リール、インドアクレー)、スイスとフランスの対戦は2日目の22日、ダブルスが行われ、スイスの
R・フェデラー(スイス)/
S・ワウリンカ(スイス)組がフランスの
J・ベネトー(フランス)/
R・ガスケ(フランス)組を6-3, 7-5, 6-4のストレートで下しスイスは2勝1敗と初優勝に王手をかけた。
当初、フェデラーは先日行われたツアー・ファイナルズ準決勝でワウリンカと対戦した際に腰を痛め、デビスカップの出場も危ぶまれたがシングルスに出場し、更にダブルスにも出場、
M・キウディネッリ(スイス)とM・ランマー(スイス)が出場を予定していたダブルスからフェデラーとワウリンカに変更となった。
フェデラーとワウリンカは2008年に行われた北京オリンピックダブルスで金メダルを獲得している。
この試合、フェデラー/ ワウリンカ組はファーストサービスが入ったとき80パーセントと高い確率でポイントを獲得し、ベネトー/ ガスケ組に1度のブレークを許すことなく、各セット1度のブレークに成功し2時間12分で勝利した。
この勝利でスイスは2勝1敗とし、初優勝に王手をかけた。
1日目のシングルス2試合ではワウリンカが
JW・ツォンガ(フランス)を下し先に1勝するも、フェデラーは
G・モンフィス(フランス)にストレートで敗れ1勝1敗とする。
《ワウリンカvsツォンガ》《フェデラーvsモンフィス》ダブルスで大きな1勝を上げ、23日に行われるシングルスでどちらかが勝利すればスイスは初優勝に輝く。
23日のシングルスはフェデラーとツォンガ、ワウリンカとモンフィスの対戦が予定されている。
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