女子テニスツアーの東レ・パンパシフィック・オープン(日本/東京、ハード)は19日、シングルス準々決勝が行われ、第3シードの
A・イバノビッチ(セルビア)が第7シードの
L・サファロバ(チェコ共和国)を6-3, 6-2のストレートで下し、準決勝進出を決めた。
この試合、イバノビッチはファーストサービスが入った時76パーセントの確率でポイントを獲得し、サファロバから4度のブレークに成功し1時間16分で勝利した。
第1セット、イバノビッチは5ゲーム連取するもそこから3ゲーム連取を許し、自身がサービスの第9ゲームでキープし第1セットを先取する。
第2セット第1ゲームでブレークに成功したイバノビッチは第5ゲームでもブレークチャンスを掴むも活かすことが出来ずにいるが、第7ゲームでこのセット2度目のブレークに成功し、第8ゲームをサービスキープし勝利した。
敗れたサファロバ
勝利したイバノビッチはオンコートインタビューで「ありがとうございます。いい試合が出来てこのようなスコアになるとは思っていませんでした。負けたことのある相手だったのでスコアは気にせず、1ポイントに集中してプレーしました。勝利出来てよかったです。」と答え、今季好調の要因については「勝つことが好きだからです。」とコメントした。
勝利したイバノビッチ
両者は8度目の対戦となり、イバノビッチはサファロバに3勝5敗とし、サファロバに6年ぶり勝利となった。
イバノビッチは準決勝で第1シードの
A・ケルバー(ドイツ)と対戦する。
両者は昨年の同大会3回戦で対戦しており、その時はケルバーに敗れている。
M・ヒンギス(スイス)に敗れ準優勝とした2007年が同大会の最高成績としているイバノビッチは7年ぶり決勝進出を狙う。
《【東レPPO】準々決勝開催中!》
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