男子テニスツアーのW&Sオープン男子(アメリカ/シンシナティ、ハード)は15日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
R・フェデラー(スイス)が第8シードの
A・マレー(英国)を6-3, 7-5で下し、ベスト4進出を決めた。
両者は過去に21度対戦しており、今回が22度目の顔合わせとなった。フェデラーはマレーとの対戦成績を11勝11敗とした。
直近の対戦は今年の全豪オープン準々決勝となっており、その時はフェデラーが勝利してベスト4進出を決めた。
この試合、第1セットはフェデラーが第5・第9ゲームと2度のブレークに成功。このセットをゲームカウント6-3で先取した。
第2セットでは、序盤に第3・第5ゲームとマレーに2度のブレークを許し、ゲームカウント1-4とリードされるフェデラーだったが、そこから2度のブレークに成功して4ゲーム連取する。そして最終ゲームとなった第12ゲームでもブレークに成功したフェデラーが、ゲームカウント7-5で勝利をおさめた。
フェデラーは準決勝で、第5シードの
M・ラオニチ(カナダ)と対戦する。
フェデラーとラオニチは、今年のウィンブルドン準決勝でも対戦しており、その時はフェデラーが勝利をおさめた。
《フェデラーvsラオニチの記事はこちら》過去の同大会では、2005・2007・2009・2010・2012年と5度の優勝を飾っており、昨年は準々決勝で
R・ナダル(スペイン)に敗れてベスト8となっていた。
先週行われたロジャーズ・カップ男子では、決勝で
JW・ツォンガ(フランス)と対戦。大会3度目のタイトル獲得に王手となるも、ツォンガに敗れて準優勝となった。
《フェデラー準優勝の記事はこちら》一方、敗れたマレーは過去同大会で、2008・2011年と2度の優勝を飾っており、昨年は準々決勝で
T・ベルディヒ(チェコ共和国)に敗れてベスト4進出を逃した。今回は大会3度目の優勝を狙うも、フェデラーに敗れた。
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