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ロンドンオリンピック(イギリス/ロンドン、芝)は大会1日目の28日、テニス競技の男子シングルス1回戦16試合が行われ、第1シードのR・フェデラー(スイス)がA・ファリャ(コロンビア)に6-3, 5-7, 6-3で勝利、2008年北京オリンピックに続き初戦突破を果たした。
ファリャとは2010年ウィンブルドンでも対戦し、その時はフェデラーが2セットダウンの境地に立たされながらも大逆転劇を演じていた。
今回の試合は第1セットを6-3で奪い、第2セットも第8ゲームのファリャのサービスゲームで3本のマッチポイントがありながら、それを活かす事が出来なかった。続く第9ゲームではフェデラーのサービングフォーマッチを迎えるもファリャにブレークを許し、ゲームカウント5-5に。
その後はファリャが2ゲームを連取し、勝負の行方はファイナルセットへ。
ファイナルセットは5度のブレークチャンスのうち3本をものにしたフェデラーがファリャを振り切り、1回戦をフルセットで突破した。
試合後フェデラーは「第2セットで3つのマッチポイントを活かす事が出来ず、苦労しました。」とコメント。
「マッチポイントを逃してからは、突然彼(ファリャ)のプレーが良くなり、カウンターを何本も決められてしまいました。それから難しい状況になってしまった。」
今回のロンドンオリンピックについては「4年ごとに異常なプレッシャーを感じています。」とフェデラー。
フェデラーは2回戦でJ・ベネトー(フランス)と対戦する。ベネトーは1回戦でM・ヨージニ(ロシア)を7-5, 6-3のストレートで下し2回戦に進出している。両者は今年のウィンブルドン3回戦でも対戦し、その時はフェデラーが2セットダウンからの大逆転劇を演じている。過去の対戦成績はフェデラーの3勝1敗。
その他シード勢では、第7シードのJ・ティプサレビッチ(セルビア)がD・ナルバンディアン(アルゼンチン)6-3, 6-4、第8シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)がI・ドディグ(クロアチア)に6-4, 6-1、第10シードのJ・アイズナー(アメリカ)がO・ロクス(ベルギー)を7-6 (7-1), 6-4、第11シードのN・アルマグロ(スペイン)がV・トロイキ(セルビア)を6-4, 7-6 (7-3)、第12シードのG・シモン(フランス)がM・ククシュキン(カザフスタン)を6-4, 6-2で2回戦進出を決めた。
この日シードダウンがあり、その餌食になったのが第6シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)。ベルディフは世界ランク75位のS・ダルシス(ベルギー)に27本のウィナーを決められ、4-6, 4-6のストレートで敗退した。
また、第14シードのF・ベルダスコ(スペイン)がD・イストミン(ウズベキスタン)に4-6, 6-7 (9-11)のストレートで敗れた。ベルダスコは7本のサービスエースと36本のウィナーを決めるも、29本犯したアンフォーストエラーが勝敗に響いた。
その他試合は以下の通り。
G・ミュラー(ルクセンブルグ) ○-× A・ウングル(ルーマニア), 6-3, 6-3
M・ジャジーリ(チュニジア) ○-× ルー・イェンスン(台湾), 7-6 (12-10), 4-6, 6-3
P・ペッツシュナー(ドイツ) ○-× L・ラコ(スロバキア), 7-6 (7-5), 6-1
G・ディミトロフ(ブルガリア) ○-× L・クボット(ポーランド), 6-3, 7-6 (7-4)
A・セッピ(イタリア) ○-× D・ヤング(アメリカ), 6-4, 6-4
S・ヒラルド(コロンビア) ○-× R・ハリソン(アメリカ), 7-5, 6-3
A・ボゴモロフJR(ロシア) ○-× C・ベルロク(アルゼンチン), 7-5, 7-6 (7-5)
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