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男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNLイタリア国際男子(イタリア/ローマ、賞金総額295万475ユーロ、クレー)は19日、シングルス準決勝2試合が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第3シードのR・フェデラー(スイス)に6-2, 7-6 (7-4)のストレートで勝利、決勝に進出した。
今大会のディフェンディング・チャンピオンであるジョコビッチは、決勝で第2シードのR・ナダル(スペイン)と2年連続で対戦する。ナダルはこの日、同胞で第6シードのD・フェレール(スペイン)を7-6 (8-6), 6-0で下し、通算6度目の優勝に王手をかけた。
決勝を前にジョコビッチは「僕たちは両方とも体調が良いし、お互いにベストを尽くす準備が出来ています。僕らには素晴らしいライバル関係があります。彼は僕のキャリアで最も対戦した選手だし、何も秘密はありません。良い戦いになるでしょう。」とコメントしている。
ジョコビッチは昨年の今大会決勝でナダルに勝利しているほか、今年の全豪オープン決勝ではグランドスラム決勝史上最長となる5時間53分の死闘を制してタイトルを獲得していた。しかし、モンテカルロ・マスターズの決勝ではナダルがストレートで勝利していた。
「面白い試合になるだろうね。特にモナコであのようなことが起きた後ではね。」とフェデラー。「ジョコビッチにはポイントとタイトルを守るプレッシャーがあるし、ナダルは僕とのポイント差を縮めたいだろうからね。」
2009年の決勝ではナダルがジョコビッチを破り、タイトルを獲得しているほか、対戦成績では17勝14敗でナダルがジョコビッチをリードしている。
「ラファとの対戦はいつもチャレンジです。彼はクレーコートで史上最高の選手です。しかし2011年以降、彼にも勝てると分かりました。」とジョコビッチ。「コートの内側に入って、チャンスを生かし、彼に動かされないようにするのです。」
この日の試合でジョコビッチは、第1セットを先取すると第2セットでも先にブレークに成功、ゲームカウント5-4で自らのサービスゲームを迎える。しかし、この土壇場でフェデラーは強烈なフォアハンドを決めてブレークバックに成功する。
「彼のような技術を持つ選手は、試合のどのポイントでも勢いを取り戻すことが出来ます。それが5-4の時の話です。」とジョコビッチ。
1万を超える観衆がフェデラーを鼓舞したものの、タイブレークでフェデラーはストロークのミスを犯してしまい、ジョコビッチに勝利を献上してしまった。
「全体を通して、良いプレーをしていたとは思えないね。」とフェデラー。「さらに、少し疲れが出てしまいました。最近は、試合が多かったからね。」
勝利したジョコビッチは、この日の試合を「今季のクレーコートで最高の試合」と形容している。「コート上でとても気持ちが良かったです。リターンが本当に良かったし、彼に余計なショットをプレーさせることができました。」
今季のクレーシーズンではモンテカルロとバルセロナでタイトルを獲得しているナダルは、試合序盤こそバックハンドに問題があったものの、接戦で第1セットを先取すると、第2セットはフェレールを圧倒した。
「バルセロナとモンテカルロで素晴らしい時間を過ごし、最高のことです。クレーコートの大会でプレーして、1セットも失わずに決勝に進出するなんて素晴らしいことです。」とナダル。「マドリッドのことを早く忘れられます。あれはクレーではありません。」
この日の最初のサービスゲームで、バックハンドを軸に長いラリーを制していたフェレールに対し、ナダルは7本ものブレークピンチを切り抜け、何とかキープしていた。
「第1セットでは、彼は素晴らしいリズムとアグレッシブなショットで信じられないプレーをしていました。」とナダル。「その場面でトライしたのは、スコアを接戦に持ち込もうとしただけです。」
今大会の優勝賞金は46万260ユーロ。
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