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男子テニスツアーのSAPオープン(アメリカ/サンホセ、賞金総額53万1000ドル、ハード)は17日、シングルス準々決勝4試合が行われ、前年度覇者で第3シードのM・ラオニッチが第6シードのK・アンダーソン(南アフリカ)を7-5, 7-6 (7-3)のストレートで下し、大会2連覇へ前進したが、地元期待のA・ロディック(アメリカ)は敗退し準々決勝で姿を消した。
世界ランク32位のラオニッチは16本、同35位のアンダーソンも14本と、お互い武器であるサーブでエースを量産するも、第1セットではこの試合唯一のブレークを決めたラオニッチがそのセットを先取。第2セットは両者譲らずタイブレークへ。そのタイブレークは序盤から有利に試合を進めたラオニッチが7-3で制しゲームセット。
今季開幕戦のチェンナイ・オープンで自身2度目となるツアー優勝してシーズンをスタートさせたラオニッチは、「自分がしなければならない事はサーブをしっかりキープする事。先にブレークされてしまうと簡単にセットを奪われてしまう。とても気の抜けない試合でしたが、同時に忍耐も必要な試合でした。」と試合を振り返っていた。
この日は今大会最大の番狂わせが起きた。元世界ランク1位で今大会過去3度の優勝を誇るロディックが敗退する波乱に見舞われた。その波乱を演じたのはD・イストミン(ウズベキスタン)で、ロディックを6-2, 6-4のストレートで退けた。
試合を通してイストミンは、第1サーブでは78%、第2サーブでも81%と安定したサービスゲームを展開し、ロディックに1度もブレークを許さなかった。ロディックは第1セットで2度、第2セットでも1度ブレークをイストミンに奪われ、わずか76分で敗退し大会を後にした。
イストミンは「この大会のコートが好きです。自分のプレーに合っています。彼(ロディック)は元世界1位の選手だし、とても厳しい対戦相手。今はランキングで自己最高位を更新するために、1つ1つ勝利を上げられるように努めています。今後も怪我無く戦いたいと思います。」と試合後に今の気持ちを明かした。
一方、敗れたロディックは「今日は全てのプレーで彼(イストミン)が上回っていました。上手く自分の形でサービスゲームを展開したかったけれど、上手く行きませんでした。それが原因で厳しい試合になってしまいました。」と自分なりに敗因を分析していた。
ラオニッチは決勝進出を懸けてR・ハリソン(アメリカ)と、イストミンは第5シードのJ・ベネトー(フランス)とそれぞれ準決勝で対戦する。ハリソンは予選を勝ち上がったD・クトロフスキを6-1, 6-4のストレートで、ベネトーはS・ダルシス(ベルギー)を3-6, 6-1, 6-2の逆転で倒しての勝ち上がり。
今大会の優勝賞金は9万5860ドル。
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