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モナコがフェレールを撃破し決勝進出◇バレンシア・オープン

男子テニスツアーのバレンシア・オープン(スペイン/バレンシア、賞金総額201万9000ユーロ、ハード)は土曜日に準決勝を行い、ノーシードのJ・モナコ(アルゼンチン)が昨年覇者で第1シードのD・フェレール(スペイン)を7-5, 1-6, 6-3で下し、決勝に駒を進めた。

フェレールは試合開始当初、安定したプレーでモナコの最初のサービスゲームをブレークする。深いグランドストロークに加え、機をみてネットをとるなどバラエティに富んだプレーをみせて先手を取った。

しかしモナコは0-3から3本のブレークポイントを握られながらもキープに成功すると波に乗り、その後はフェレールのサービスを3度ブレークすると、そのまま第1セットを7-5で先取する。

世界ランク5位のフェレールは第2セットに入ると自分のプレーを調整し、ミスの数を減らしつつベースラインでのプレーでリズムをつかみ、同セットを6-1で取り返す。

天王山のファイナルセットで先手を取ったのはフェレールだった。ブレークに成功して2-0とリードすると、そのまま一騎に畳みかけるかと思われた。

しかしサービルの調子があまりよくなったフェレールは、その後、数度にわたってモナコにブレークされてしまい万事休す。モナコの決勝進出が決まった。

試合後、モナコは「浮き沈みの激しい試合でした。私たちは似たようなプレースタイルをしています。第2セットの彼(フェレール)は素晴らしいプレーを展開していました。しかし第3セットでは何度かブレークできましたし、彼のダブルフォルトにも助けられました。」と振り返った。

これで両者の対戦成績はモナコの4勝3敗となった。

モナコは決勝戦で同じくノーシードから勝ち上がったM・グラノジェルス(スペイン)と対戦する。グラノジェルスは準決勝で第6シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)を6-4, 7-6(7-4)のストレートで退けての勝ち上がり。

デル=ポトロは出だしこそはよかったものの、その後はサーブ・アンド・ボレーのグラノジェルスに主導権を握られ、そのままグラノジェルスが第1セットを6-4で先取する。

第2セットに入ると、デル=ポトロがセットポイントを握ったものの、グラノジェルスはそれを跳ね返し、タイブレークへと持ちこむ。

タイブレークではグラノジェルスが1-4と大きくリードされてしまうが、その後は6ポイント連取の猛攻をみせてタイブレークをものにすると、そのまま試合に終止符を打った。

今週、グラノジェルスは絶好調で、1回戦では第7シードのA・ドルゴポロフ(ウクライナ)を、準々決勝では第3シードのG・モンフィス(フランス)を撃破していた。

グラノジェルスは「決勝戦に進めるとは思ってもいませんでした。目の前のゲームに集中するだけでした。今のプレーに満足しています。」と話している。

一方、敗れたデル=ポトロは「彼(グラノジェルス)はすばらしい試合を繰り広げていました。サーブはそれほど強烈ではありませんでしたが、アングルショットや多彩なプレーがありました。もっと練習しておくべきでした。」と肩を落としていた。

決勝戦についてモナコは「グラノジェルスには昨年の今大会の準々決勝で敗れています。今週、彼は素晴らしいテニスをみせています。とてもタフな試合になると思います。」と話している。

グラノジェルスは昨年の今大会でも決勝まで進んでおり、フェレールに敗れて準優勝に終わっていた。今年は優勝を狙いたいところだ。世界34位のグラノジェルスは今年の7月にATPツアー2勝目を飾っており、明日の決勝では3勝目をねらう。

尚、準決勝でデル=ポトロが敗れたことにより、ツアー最終戦の6人目の出場選手はT・ベルディフ(チェコ共和国)に決まった。残り2席については来週パリで開催されるBNPパリバ・マスターズの結果次第ということになる。

現在、7位につけているのがJW・ツォンガ(フランス)で8位がM・フィッシュ(アメリカ)である。それに続くのがN・アルマグロ(スペイン)とデル=ポトロであるが、前二者に比べると大分差が開いている。

デル=ポトロは「最終戦に出場するためにはパリの大会で優勝しなくてはなりません。」と述べている。

今大会の優勝賞金は32万5000ユーロ。

(2011年11月6日9時58分)

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