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男子テニスツアーのAEGON国際オープン男子(イギリス/イーストボーン、賞金総額46万2675ユーロ、芝)は土曜日に決勝戦を行い、ノーシードから勝ち上がったA・セッピ(イタリア)が第3シードのJ・ティプサレビッチ(セルビア)と対戦、7-6(7-5), 3-6, 5-3とリードした時点でティプサレビッチが足の負傷を理由に棄権したため、そのまま優勝を飾った。セッピは優勝賞金7万1000ユーロを獲得した。
ウィンブルドンが月曜日から始まり、また今大会は金曜日の雨で大幅に遅れていたため、トーナメントディレクター達は何としても決勝戦を終わらせる方向に持っていこうとしていた。
しかしコートが薄暗く、コンディションに納得していなかったティプサレビッチは、第3セットの開始時点で試合の中断を申し入れていた。しかし聞き入れられず、ティプサレビッチが「スコアボードが光ってみえない」と抗議した際、帽子やスカーフで寒さをしのいでいた観客が「早くやってくれ!」と言い返す場面もあった。
ファイナルセットではセッピが4-0とリードした時点で天候不順により一時中断となったが、試合は約20分で再開された。その時点で会場には観客がほとんどいない状態となっていた。
そんな中でも気落ちしなかったティプサレビッチは、0-4から3-4まで試合を戻した。そしてその時点でティプサレビッチは10分の治療時間を取り、足にスプレーをし、テーピングを施した。ティプサレビッチはベースラインでボールを返した際に足がもつれ、転んでしまっていた。
しかしコンディションが改善する様子はなく、ティプサレビッチは大声で文句を言うようになると、ファイナルセット3-5、0-15の場面で我慢の限界に達し、ティプサレビッチは足の故障を理由についに棄権を決めた。
セッピは4年ぶりのツアー決勝進出で、対戦相手を最後まで下しての優勝ではなかったものの、うれしい初優勝をマークした。
一方のティプサレビッチは、これまでATPツアーで3度の決勝に進んでいるが、いずれも敗れている。最近では2月のデルレイビーチの大会で決勝に進んだが、J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に敗れて準優勝だった。
この日には金曜日に雨で順延となっていた準決勝も行われており、ティプサレビッチは日本期待の錦織圭(日本)を6-2, 6-4で、セッピはI・クニツィン(ロシア)を6-4, 2-6, 6-4で下して決勝進出を決めていた。
準決勝の錦織は風の影響で本来のプレーができず、3度のブレークをティプサレビッチに許すと、1時間18分で敗退していた。
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