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国別対抗戦のエキシビション・マッチであるホップマン・カップ(オーストラリア/パース、ハード)は8日、アメリカとベルギーの決勝が行われ、1勝1敗で迎えたミックスダブルスを制したアメリカが通算6度目の優勝を飾った。
第1試合となった女子シングルスでは、J・エナン(ベルギー)がB・マテック(アメリカ)に7-6 (8-6), 6-3で勝利、続く男子シングルスではJ・アイズナー(アメリカ)がR・ベメルマンを6-3, 6-4で下し、これで1勝1敗のタイに。そして天王山となったミックスダブルスでは、アメリカチームが6-1, 6-3のストレートで勝利している。
ベルギーは本来であれば予選リーグで敗退となっていたが、グループAで1位になったセルビアがA・イバノビッチ(セルビア)の怪我のために棄権したため、同組2位のベルギーが繰り上げでの決勝進出となっていた。
S・ウィリアムズ(アメリカ)の代打としての出場ながらも、優勝を果たしたマテックは「信じられないような1週間でした。初めてパースを訪れて、これ以上ない結果を残すことができました。」と、表彰式で喜びを語った。
一方のアイズナーはシングルスで勝利後、ベメルマンについての情報がなかったことを明らかにしている。「彼のプレーについて、ほとんど知りませんでした。今日のゲームプランは、なるべく多く返球して、彼にプレーさせることでした。彼はポイントを早く決めたがる選手だけど、その分だけミスも多かったね」と、戦術についてコメントした。
一方、セルビアが棄権したため、急遽、試合をすることになったエナンは、心の準備が出来ないままコートに上がっていた。
「自分の部屋にいたとき、明日の決勝でプレーするように言われました。すでにメルボルンに行こうとしていましたが、変な感じがしました。昨日は肘のために休養しましたし、今日はスロースタートでした。マテックは私のサーブにプレッシャーをかけてきましたし、積極的ではありませんでした。第2セットの最後5ゲームでは、より積極的にプレーできました。」
肘の故障のために、昨シーズンの後半戦を棒に振っていたエナンは、いまだに関節に痛みを感じるという。
「これは何とかしないといけません。今は大丈夫です。プレーできます。しかし、時々ですがとても気になります。治療はもっと続けていきますし、ここで4試合こなせたで嬉しいです。」
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