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男子テニスツアーの最終戦であるATPワールド・ツアー・ファイナルズ(英国/ロンドン、ハード)は25日、シングルスのラウンドロビン・グループBの試合が行なわれ、地元勢のA・マレー(英国)がD・フェレール(スペイン)に6-2, 6-2のストレートで快勝、ラウンドロビンでの成績を2勝1敗とし、準決勝進出を決めた。
この試合の前に行なわれていた対戦で、R・フェデラー(スイス)がR・ソデルリング(スウェーデン)をストレートで下していたため、1セット奪うことがベスト4進出のための条件となっていたマレーは、69分でこの試合に勝利すると、2008年の上海大会以来となるツアー最終戦のベスト4の座を手に入れた。
昨年はラウンドロビンで2勝1敗としつつも、獲得ゲーム率でベスト4の座を逃していたマレーは「素晴らしいことだと思います。世界最高の選手達がここに集まっているのですから、簡単なことではありません。昨年は僕にとって辛いことでした。だけど今年は、素晴らしい選手相手に2試合で勝利しました。準決勝に進めて嬉しいです。」と喜びを語った。
今大会の初戦ではソデルリング相手に見事なストレート勝ちを収めていたマレーであったが、第2戦ではフェデラーの前に敗戦を喫していた。その敗戦の影響からか、この日のマレーはフェレールに序盤で0-2とリードを奪われてしまう。
しかし地元の期待を背負うマレーは、ここからベースラインでのラリーを支配すると、得意とするチェンジ・オブ・ペースでフェレールをコート一杯に走らせるプレーを開始すると、瞬く間に6ゲームを連取し第1セットを先取する。
第2セット第1ゲームでブレークに成功したマレーであったが、直後のゲームではフェレールにブレークバックを許してしまう。フェレールにサービスキープされ、ゲームカウント1-2とされたマレーであったが、ここから5ゲームを連取する猛攻で一気に試合を決めた。マッチポイントでは、この日21本目となるウィナーを決めた。
「今夜は良い試合だった。」とマレー。「良いプレーだったし、リターンも良かった。フェレールのようなタフな相手にあのスコアで勝つということは、良いプレーだったに違いないね。」
一方のフェレールは「アンディはとても良い試合をしていたと思う。今週と押してサーブが悪かった。トップ相手にサーブが悪いと、勝つのは難しい。アンディとの試合に集中出来なかった。ベストを尽くそうとしたけど、身体的にも精神的にも問題があった。100%でなければ、彼らに勝つのは不可能だよ。」と、今大会を振り返った。
残念ながらラウンドロビンで3連敗を喫し、今大会を去ることとなったフェレールであったが、2つのツアータイトルを獲得しトップ10に復帰となった今シーズンには満足しているようだ。
2007年のツアー最終戦で準優勝していたフェレールは「今回が2度目のツアーファイナルですし、今シーズンには満足しています。会場も、人々も、ホテルも、皆がこのツアーファイナルは違うことを知っています。とても特別なのです。」とコメントを残した。
ダブルスではグループAの対戦が行なわれ、B・ブライアン(アメリカ)/M・ブライアン(アメリカ)組がL・ドロウィー(チェコ共和国)/L・パエス(インド)組を6-3, 6-4で破りベスト4入りを決めたほか、M・フィルステンベルク(ポーランド)/M・マトコウスキー(ポーランド)がJ・メルツァー(オーストリア)/P・ペッツシュナー(ドイツ)組に6-3, 7-6 (9-7)で勝利、こちらも準決勝進出を決めている。
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