HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
女子テニスツアーのBNLイタリア国際女子(イタリア/ローマ、賞金総額200万ドル、クレー)は4日、シングルス2回戦15試合が行われ、第1シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)がT・バシンスキー(スイス)を7-6 (7-2), 6-1のストレートで下し、3回戦進出を決めている。
この日の試合でセリーナは、第1セット1-4と世界ランク48位のバシンスキーにリードを奪われてしまうが、ここから挽回に成功しタイブレークの末にこのセットを先取すると、第2セットでは3度のブレークを奪い1時間38分で試合を決めた。
全豪オープン決勝以来となる試合に臨んでいたセリーナは「勝てるかどうか考えながらコートに向かったわ。何が起きるか分からないから、自分にプレッシャーをかけすぎないようにしたの。少しスロースタートだったけど、勝つことが出来て良かったわ。」と試合を振り返った。
そのセリーナの姉で第4シードのV・ウィリアムズ(アメリカ)は、P・シュニーダー(スイス)に6-2, 6-2で快勝し3回戦に駒を進めている。この試合でヴィーナスは、サウスポーであるシュニーダーのサービスゲームで6度のブレークに成功するなどし、1時間14分で勝利を収めている。
「とても良いパフォーマンスだったと思います。コートでは気分が良かったです。」とヴィーナス。「彼女のプレースタイルでは、多分クレーコートを得意としています。そして私は、それに対し良いプレーをすることが出来ました。」
今大会のディフェンディング・チャンピオンで第3シードのD・サフィーナ(ロシア)とA・ドゥルゲグの対戦は、ドゥルゲグが6-4, 6-7 (5-7), 6-1と2時間40分で制し3回戦進出を決めている。
後背部の怪我から復帰したばかりのサフィーナは「今日の試合で一つだけ良かったことは、背中が何も問題を起こさなかったことね。」とコメントを残した。
全豪オープン4回戦で棄権して以来、ツアーを離れ怪我の治療に専念していたサフィーナは、先週行われたポルシェ・グランプリで復帰を果たしベスト8に進出していた。
第2シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)は、主催者推薦のM・カメリン(イタリア)に6-1, 6-0とわずか50分で圧勝し、順当に3回戦進出を決めている。前週の大会では2回戦で姿を消していたウォズニアキであったが、この日は世界ランク125位のカメリンを全く寄せ付けないプレーを展開した。
また2008年の全仏オープンを制したA・イバノビッチ(セルビア)が、第9シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)を6-4, 6-4のストレートで下し、3回戦に進出している。世界ランク10位のアザレンカは、足の怪我にも悩まされており、今季クレーコートでの戦績が3勝3敗と不調に陥っている。
一方、現世界ランク58位で元女王のイバノビッチは、S・グラフ(ドイツ)の元コーチであったハインツ・ギュンタード氏をコーチに迎え入れス、1年以上に渡るスランプからの脱出を図っている。
この他の試合の結果は以下の通り。
E・デメンティエワ(ロシア) (6) ○-× Y・シュウェドワ(カザフスタン), 6-4, 7-5
J・ヤンコビッチ(セルビア) (7) ○-× B・マテック(アメリカ), 6-3, 3-6, 6-1
A・ラドワンスカ(ポーランド) (8) ○-× R・ビンチ(イタリア), 6-1, 6-0
Y・ウィックマイヤー(ベルギー) (11) ○-× A・レザイ(フランス), 6-3, 6-7 (2-7), 7-5
L・サファロバ(チェコ共和国) ○-× F・ペネッタ(イタリア) (12), 6-1, 6-2
MJ・マルチネス=サンチェス(スペイン) ○-× F・スキアボーネ(イタリア) (13), 6-2, 6-2
N・ペトロワ(ロシア) (14) ○-× K・シュレボトニック(スロベニア), 6-4, 6-4
S・ペア(イスラエル) (16) ○-× P・エルコグ(スロベニア), 2-6, 7-5, 6-3
A・ペトコビッチ(ドイツ) ○-× P・クヴィトバ(チェコ共和国), 6-3, 6-4
D・チブルコワ(スロバキア) ○-× A・ブリアンティ(イタリア), 6-3, 6-4
今大会の優勝賞金は35万ドル。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.