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男子テニスのツアー最終戦であるATPワールド・ツアー・ファイナルズ(イギリス/ロンドン、ハード)は24日、ラウンドロビン・グループAの2試合目が行われ、第1シードのR・フェデラー(スイス)が第4シードのA・マレー(英国)を3-6, 6-3, 6-1と逆転で下し、今大会2勝目をあげるとともに、年度末ランキング1位の座を確定させた。
第1セットを失ったフェデラーであったが、第2セット以降はサーブとフォアハンドで試合をコントロールし、苦手とされていたマレーを封じ込めた。一方のマレーは、思うようにポイントを取ることができなかった。
しかしフェデラーにとっては、この日の勝利よりも今シーズンを1位で終えることの方が重要であった。「もちろん、それが今シーズンの大きな目標の一つだった。これまで達成した中でも、最も素晴らしいパフォーマンスの一つだよ。最も重要な場面で、とても良いプレーをしたことが今年の鍵だった。それと健康でいることがね。」とコメントしたフェデラー。そのフェデラーは今年、全てのグランドスラムで決勝に進出しただけではなく、結婚し双子の赤ちゃんをもうけるなどプライベートでも充実したシーズンを過ごしていた。
この日の勝利でラウンドロビン2戦2勝とし、準決勝進出に大きく前進したフェデラーであるが、USオープン決勝で敗戦を喫したJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)との対戦がまだ残っている。
初戦でも第1セットを失ってからの逆転勝利を収めているフェデラーは「もしかしたら、準決勝進出をかけた試合になる可能性もあるね。もしそうなったら、全力を尽くして今回は彼に勝てるように頑張ってみるよ。」とリベンジへの意気込みを語った。
現行のランキング制度が導入された1973年以来、5シーズン以上を年度末ランキング1位で終えた選手はP・サンプラス(アメリカ)とJ・コナーズ(アメリカ)のみとなっている。最多記録はサンプラスの6回で、フェデラーは今年のウィンブルドンでサンプラスが持つグランドスラム最多勝記録14を破る、通算15度目のメジャー制覇を成し遂げている。
第1セットを先行しながらも、わずかに46%したファーストサーブが入らず8本ものダブルフォルトを犯し、フェデラーに逆転を許したマレーは「もし自分のサービスゲームでチャンスを与えてしまったら、勝つのはとても難しい。誰が相手でも僕より良く見えるくらいにサーブが悪かった。」
一方、第1セットを奪われたフェデラーであったが、第2セット以降はサーブとフォアハンドの調子を上げていき、マレーに自由なプレーを許さなかった。第1セットでは2本しかフォアハンドウィナーを決められなかったフェデラーは、第2セットだけで10本ものフォアハンドウィナーを決めている。
この日の敗戦でラウンドロビン1勝1敗となったマレーだが、準決勝進出の可能性は残されている。「F・ベルダスコ(スペイン)に勝つだけさ。それが僕のするべきことさ。もしストレートで勝てれば、準決勝進出の大きなチャンスになると思うよ。」と、次戦への望みを語った。
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