女子テニスツアーのスロベニア・オープン(スロベニア/ポルトロス、賞金総額22万ドル、ハード)は26日、シングルス決勝が行なわれ、第1シードのD・サフィーナ(ロシア)が、第5シードのS・エラーニ(イタリア)を6-7 (5-7), 6-1, 7-5の逆転で下し、今季3度目となるツアー優勝を果たした。
今大会ここまで全てをストレートで勝ちあがってきたサフィーナであったが、決勝では第1セットを失うと、第3セットでも4-5とリードされるピンチを迎えていたが、最後は世界ランク1位の意地を見せ、2時間53分のマラソンマッチを制した。
試合後の会見でサフィーナは「第1セットを失った後、やらなくてはならないプレーを始めたの。だけど第3セットで2-0とリードした時、突然、自分のリズムを失ってしまった。そのせいで試合が複雑になってしまった。試合が終わったときはホッとしたわ。」と試合を振り返った。
一方のエラーニは、前週に行われたパレルモ大会に続くツアー決勝に進出していたものの、またしても準優勝に終わっている。
優勝賞金3万7000ドルを獲得したサフィーナは、V・アザレンカ(ベラルーシ)に続き、今季2人目となるツアー3勝目を達成した。
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