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テニスのグランドスラム大会であるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は大会10日目の2日、女子シングルス準決勝が行なわれ、第2シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)が第4シードのE・デメンティエワ(ロシア)を6-7 (4-7), 7-5, 8-6の逆転で下し、2年連続となる決勝進出を果たした。
過去2度のウィンブルドン優勝の経験のあるセリーナと、昨年の北京五輪の金メダリストであるデメンティエワは、準々決勝までの5試合を全てストレートで勝ちあがっていた。
この日の試合は第1セット、出だしの2ゲームでお互いにブレークに成功した以降はサービスキープが続き、そのままタイブレークに突入する。タイブレークに入るとデメンティエワが一歩抜け出し、6-4とセットポイントを2本手に入れると、1本目はダブルフォルトを犯すも2本目でセリーナのリターンミスを誘い、第1セットをデメンティエワが先取する。
第2セットでも接戦は続いたが最大の見所は第8ゲーム、セリーナのサービスゲームでブレークチャンスを得たデメンティエワは、セリーナが放ったダウンザラインのフォアハンドに対して「チャレンジ」によるビデオ判定を要求。これがアウトならデメンティエワが5-3とリードするところだったが、ボールはちょうどベースラインとサイドラインが交差する箇所にかすっており、判定はイン。そのゲームをキープしたセリーナは、第11ゲームでブレークに成功すると続く自らのサービスゲームをキープしセットオールに追いつく。
そして第3セット、先にブレークに成功し3-1とリードしたデメンティエワだったが、直後にセリーナにブレークを許し追いつかれる。また、5-4とリードして迎えた第10ゲームのセリーナのサービスゲームで、30-40とマッチポイントを得たデメンティエワだったが、このチャンスを逃すと、第13ゲームでセリーナがブレークに許し万事休す、セリーナが逃げ切り2年連続で決勝に進出することとなった。
2時間49分とウィンブルドンの女子シングルス準決勝では史上最長となったこの試合を制したセリーナは、勝利の瞬間、天を仰ぐと両腕を上下に振り喜びを爆発させた。
試合後の会見でセリーナは「本当にタフな試合だったわ。エレーナは良いプレーをしているし、過去には私に何度も勝っているから、最後は少しだけ彼女を上回りたいと思っていたの。落ち着いて積極的に出来れば大丈夫と分かっていたわ。今日はお客さんにも素晴らしい試合を届けられたと思っているわ。」と試合を振り返った。
通算10度のグランドスラム優勝を誇るセリーナは決勝で、姉でもある第3シードのV・ウィリアムズ(アメリカ)と対戦する。ディフェンディング・チャンピオンのヴィーナスは、第1シードのD・サフィーナ(ロシア)に6-1, 6-0で圧勝、3連覇に王手をかけた。
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