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テニスのグランドスラム大会である全豪オープン(オーストラリア/メルボルン)は大会11日目の29日、男子シングルス準決勝を行い、第2シードのR・フェデラー(スイス)が、第7シードのA・ロディック(アメリカ)を6-2, 7-5, 7-5で下し、通算14度目のグランドスラム制覇に王手をかけた。
P・サンプラス(アメリカ)の持つグランドスラムタイトルの最多記録に、あと1勝まで迫っているフェデラーは、決勝で第1シードのR・ナダル(スペイン)と第14シードのF・ベルダスコ(スペイン)の勝者と対戦する。
昨年の全仏オープンとウィンブルドンの決勝でフェデラーを破っている22歳のナダルと、フェデラーに2連敗しているベルダスコはともに左利きの選手。
そのことに対しフェデラーは、「誰が勝つか待つ必要は無いね。今夜から左利き対策が出来るからね。」と万全の体制を整えることを語った。
今回の決勝進出で27歳のフェデラーは、通算18度目のグランドスラム決勝進出となり、I・レンドル(アメリカ)の持つ記録にあと1つに迫った。
この日の準決勝でフェデラーは、ロディックを上回る16本のサービスエースを決め、66%の確率で入ったファーストサーブのうち、83%をポイントにつなげた。
今回の敗戦でフェデラーに対し2勝16敗となったロディックは、「彼のサーブはとても良かった。多分70%くらいでファーストサーブを入れていたと思うし、彼にしては高い数字だ。いつもはそんなじゃない。だから彼がそんな時は、とても強いね。もし彼が今夜みたいにサーブを決めたら、誰にとっても強敵になるよ。」とコメントした。
それに対しフェデラーは、「必要なときに良いサーブが打てた。30オールになった時は、ほとんどエースが出た。アンディはリターンが得意だし、とても攻撃的だから、助かったよ。」とサーブの調子が良かったことを認めた。
第1セットでロディックのサーブを2度ブレークすることに成功したフェデラーは、残りのセットでロディックの反撃を受けたものの、それが勝利の要因だったことを強調した。「第1セットで良いサーブが決まったゲームがあって、それが自信につながった。良く動けたし、ボールも深く入ったから、アンディをベースラインに釘付けにできたよ。」
この試合でロディックは、サーブからドロップショットまであらゆることを試みたが、世界ランク2位のフェデラーはその全てに対応し、ロディックの38本を上回る51本のウィナーを決め、ミスはわずか15本に抑えた。
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