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| 逆転でのベスト4入りを喜ぶサフィーナ |
| 画像提供: Getty/AFLO |
全仏オープン大会11日目の4日、女子シングルス・トップハーフの準々決勝2試合が行われ、第4シードのS・クズネツォワ(ロシア)がノーシードのK・カネピ(エストニア)を7-5, 6-2で、第13シードのD・サフィーナ(ロシア)が第7シードのE・デメンティエワ(ロシア)を4-6, 7-6 (7-5), 6-0でそれぞれ下し、ベスト4に進出した。
2006年の決勝でJ・エナン(ベルギー)に敗れ、準優勝に終わっていた22歳のクズネツォワは、全仏オープン初タイトルに向けて駒を一つ進めた。また、勝ち残った選手の中で、唯一のグランドスラムのタイトル保持者でもあるクズネツォワは、仮に今大会で優勝すると、世界ランキング1位の座も手にすることができる。
「世界1位になることは確かに夢だけど、グランドスラムで勝つことも大きな目標よ。だけど、そこまで先はみすえていないわ。もし優勝したらとかも、考えていない。私はただ目の前の試合に集中するだけよ。」」
またクズネツォワはランキングについて、「世界1位になることは、それが起きる事ならば、そのうち起きるでしょう。なぜなら、私は厳しいトレーニングに励んでいるし、それに値するならば、私のものになるでしょう」と語った。
クズネツォワの準決勝の相手は、4回戦・準々決勝と大逆転劇で勝ち上がってきた同胞のサフィーナで、これにより準決勝でのロシア勢対決が決まった。
第1セットを落とし、2−5とリードされた第2セットには、相手にマッチポイントを握られたが、そこから大逆転で勝利をもぎ取り、初のグランドスラム準決勝進出を果たしたサフィーナは、4回戦でも第1シードのM・シャラポワ(ロシア)から、マッチポイントからの逆転勝利を収めていた。
「一度こういう勝ち方をすると、何で2度目がないのと思えるようになる。試合はまだ終わりじゃないと、自分に言い聞かせるの。OK、彼女は2ブレークアップしているわ。だけど、あの時の私は、まだコートにいなきゃいけないと思っていたの」と、2戦連続での逆転勝利についてサフィーナは語った。
元男子世界王者M・サフィン(ロシア)の妹であるサフィーナは、デメンティエワとのクレーコートでの対戦成績を4勝0敗とし、先月のベルリンでは、引退した女王J・エナン、世界ランク5位のS・ウィリアムズ(アメリカ)から立て続けに勝利するなど、今季は躍進を続けている。
一方、敗れたデメンティエワは「彼女(サフィーナ)はとても良いプレーをしていたし、たくさん勝てるチャンスがあったのに、あんな形で入ったファイナル・セットでプレーするのは難しかった。自分を取り戻そうとしたけれど、あの状況では難しかったわ。試合をやり直すことはもう出来ないし、考えたくもない。次は頑張るわ、それだけよ。」と、2004年以来の、準決勝進出を逃したことを悔やんだ。
もう片方の準決勝は、第2シードのA・イバノビッチ(セルビア)と第3シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)のセルビア対決がすでに決まっており、決勝戦はロシア勢とセルビア勢の頂上決戦となる。