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ジョコビッチが逆転優勝◇イタリア国際男子

ノヴァーク・ジョコビッチ/スタニスラス・ワウリンカ
優勝したジョコビッチ(左)と準優勝のワウリンカ
画像提供: Getty/AFLO

男子テニスATPマスターズ・シリーズのBNLイタリア国際男子(ローマ、賞金総額350万ドル、クレー)は日曜日に決勝を行い、第3シードのN・ジョコビッチ(セルビア)がノーシードから勝ち上がったS・ワウリンカ(スイス)を4-6, 6-3, 6-3の逆転で下し、見事今季3勝目を飾った。

ジョコビッチのマスターズ・シリーズ制覇は今回が4度目で、今大会では初優勝。ツアー優勝は通算10回目となり、優勝賞金55万7,000ドルを獲得した。

今季の戦績を25勝5敗とした20歳のジョコビッチは試合後、「ノーシードの選手と決勝を争うとは想定外だった。でも彼(ワウリンカ)は決勝進出に値する実力をもっていると思う。」と敗者をたたえた。これで両者の対戦成績はジョコビッチの4勝2敗となった。

世界ランク3位のジョコビッチは今大会では、準々決勝でN・アルマグロ(スペイン)が、準決勝でもR・シュティエパネック(チェコ共和国)がともに途中棄権し、苦労せずに勝ち上がってきたが、決勝は勢いのあるワウリンカに第1セットを奪われ、苦しい立ち上がりを強いられた。第2セットを1度のブレークで奪うと、第3セットでは2度のブレークを決めて、逆転勝ちを決めた。

ジョコビッチは「彼(ワウリンカ)はクレーコートが得意な選手だと分かっていた。過去の成績を見ればそれは明らかなこと。彼はクレーのスペシャリストで、失うものが何もなかった。ただやれることをやっただけさ。フルセット勝ちでの優勝だったけど、今大会でのプレーには満足している。」と試合を振り返った。

惜しくも準優勝に終わったワウリンカは「押していた。でも彼(ジョコビッチ)がより多くネットにつめてきてから流れが変わった。第2、3セットでは彼のサーブもよくなっていた。」と話した。ワウリンカがリターンでポイントできたのは71本中わずか16本(23%)だった。

ツアー2勝目をねらっていた22歳のワウリンカは、「今日負けてしまったのは残念だけど、いいプレーヤー、世界3位に負けたからしょうがない。プレーは悪くなかった。でももう少しやれたかも知れないから、ちょっと残念だね。」と肩を落とした。今大会でノーシードから決勝に勝ち上がったのは、2003年のF・マンティヤ(スペイン)以来のことだった。

(2008年5月12日10時05分)

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