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| ナダル不在のチャンスを逃したフェデラー |
| 画像提供: Getty/AFLO |
男子テニスATPマスターズ・シリーズのBNLイタリア国際男子(ローマ、賞金総額350万ドル、クレー)は金曜日にシングルスの準々決勝を行い、第1シードのR・フェデラー(スイス)が2度のタイブレークの末にR・シュティエパネック(チェコ共和国)に敗れる波乱があった。
フェデラーを7-6(7-4), 7-6(9-7)のストレートで下した世界ランク27位の29歳シュティエパネックは、準決勝で第3シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。ジョコビッチはN・アルマグロ(スペイン)と戦っている最中、6-1, 1-0とリードしたところで、アルマグロが右手首の負傷で途中棄権したため勝利した。
フェデラーは宿敵R・ナダル(スペイン)が2回戦で敗れたことで優勝をねらっていたが、「(ナダルが敗退し)優勝する最大のチャンスだったけど、それを逃した。今日のプレーにはがっかりしている。大事なポイントでいいプレーができなかった。」と肩を落とした。フェデラーは同大会の2006年決勝でもナダルに敗れ、過去3年間に計7回もクレーコート優勝を阻まれていた。
第1セットを3-1とリードしながらタイブレークの末に落としたフェデラーは、第2セットも1-4と追い込まれる。そこから5-5まで挽回したものの、最後は再びタイブレークで力尽きた。フェデラーは「チャンスはたくさんあった。」と試合を振り返った。フェデラーは年初から調子を落とし気味で、最近ようやく復調の兆しが見えていただけに、全仏を含め、今後のプレーの行方に注目が集まる。
一方、フェデラーと同じスイス出身のS・ワウリンカ(スイス)は第8シードのJ・ブレーク(アメリカ)を6-7(5-7), 7-6(7-5), 6-1で振り切り、ベスト4入りを決めた。世界ランク24位のワウリンカは先週のバルセロナでも4強入りするなど調子を上げてきており、今大会でも同18位のA・マレー(英国)、元世界1位のM・サフィン(ロシア)らを下して勝ち上がって台風の目となっている。
ワウリンカは「ドローはタフだね。でもマスターズの大会ならそれは当然のこと。1試合1試合に集中するだけさ。」と話した。22歳のワウリンカは、月曜日に発表される最新ランキングではトップ20入りすると見られている。
敗れたブレークは「彼(ワウリンカ)のサーブは堅実。リターンもいいし、動きもいい。両サイドが安定している。フォアを時々ふかしてしまうけど、非常に安定している選手。」と勝者をたたえた。
ワウリンカは準決勝で第6シードのA・ロディック(アメリカ)と初顔合わせする。ロディックは、クレー巧者で第14シードのT・ロブレド(スペイン)を6-3, 4-6, 7-6(7-4)で退けた。
今大会の優勝賞金は55万7,000ドル。
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5月15日
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