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ボシュ・ロム選手権(米国フロリダ州、ティア2、賞金総額60万ドル、グリーン・クレー)は土曜日に、第1シードのM・シャラポワ(ロシア)と第16シードのL・ダベンポート(アメリカ)との準決勝が予定されていたが、ダベンポートが疾病により棄権し、シャラポワが不戦勝で決勝進出を決めた。シャラポワのクレー大会での決勝進出は初めてのこと。
クレーコートをそれほど得意としていないシャラポワは、今大会が始まる時点で、クレーの大会での準決勝の戦績は0勝3敗だった。今回の決勝では、今季3勝目、通算19勝目を狙う。
今季、全豪オープンで優勝しているシャラポワは決勝でD・チブルコワ(スロバキア)と対戦する。「大会の最終日近くに棄権勝ちしたのは初めて。決勝戦は楽しみにしている。彼女(チブルコワ)との対戦は初めてだから。彼女にとっては失うものは何もないし、大きなチャンスだから、タフな試合になると思う。」と気を引き締めた。
一方、今大会で過去4度決勝に進んでいるダベンポートにとって、今回の棄権は残念なものとなった。31歳のダベンポートは、今大会では14連勝中で、2004~05年には連覇を飾り、1997年にも優勝、2003年は準優勝だった。
「準々決勝の後、気分が悪くなり、治療を受けた」ダベンポートだったが、一晩で体調が回復せず、棄権に至った。「ホテルに戻って医師の診察を受けたけれど、熱があって、痛みもあり、頭痛もあった。今日は、これらの症状がもっとひどくなっていた。」と肩を落とした。「16年間のツアー生活のなかで、病気で棄権したのは初めてだと思う。早く回復して、来年、また戻ってきたい。」
18歳のチブルコワは、準決勝ではA・コルネ(フランス)を6-2, 2-6, 6-4で振り切った。現在34位のチブルコワにとって、今回が初めてのツアー決勝進出で、シャラポワとの対戦も初めてとなる。
チブルコワは今大会の台風の目となっており、第14シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)、第11シードのA・モレスモ(フランス)、そして第2シードのA・チャクエタゼ(ロシア)を撃破して、決勝進出を果たしている。
今大会の優勝賞金は9万5,500ドル。
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