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バークレイズ・ドバイ・テニス選手権(賞金総額150万ドル)は25日、予選決勝が行われ中村藍子(日本)がA・クレパック(スロベニア)に6-4, 5-7, 7-6(7-5)で勝利して本戦入りを果たした。日本勢は全員予選からの出場で、この日は中村のほか、杉山愛(日本)、森上亜希子(日本)の2選手が本戦入りをかけて試合を行ったが、ともに敗れた。
予選第7シードの杉山は第6シードのV・ドゥシェヴィナ(ロシア)に3-6, 3-6で、第9シードの森上は第2シードのK・シュレボトニック(スロベニア)に6-7(1-7), 0-6でそれぞれ敗れた。同じく予選に出場していた森田あゆみ(日本)は、予選2回戦で森上に敗れている。
今大会の第1シードは世界ランク1位のJ・エナン(ベルギー)で、過去5年間で4度出場し、すべて優勝している相性の良い大会。エナンはシーズン開幕戦のシドニーで優勝し、その勢いで全豪オープンに臨んだが、準々決勝でM・シャラポワ(ロシア)に敗れ、連勝を32で止められた。しかし、2週間前の地元アントワープの大会では、今季2度目の優勝をあげ、本来のプレーを取り戻している。
今年は、エナンのほかにもトップ10選手中7人がエントリーしている高レベルな大会となった。
第2シードは、昨年準優勝のS・クズネツォワ(ロシア)。開幕戦のシドニーでは準優勝と好スタートを切ったが、全豪オープンと先週のドーハではいずれも3回戦敗退と波に乗れずにいる。
第3シードはA・イバノビッチ(セルビア)、第4シードはJ・ヤンコビッチ(セルビア)とセルビア勢が続いており、上位4シード選手は1回戦が免除され、2回戦からの出場となっている。
第5シードは全豪オープン、ドーハで優勝を収め、今季14戦全勝と絶好調を続けているシャラポワ。第6シードがA・チャクエタゼ(ロシア)、第7シードがM・バルトリ(フランス)、第8シードがE・デメンティエワ(ロシア)と続く。
この日の1回戦では、デメンティエワがP・シュニーダー(スイス)と対戦し、7-5, 6-0のストレートで勝利した。その他の試合ではA・ボンダレンコ(ウクライナ)がM・キリレンコ(ロシア)を3-6, 6-3, 6-2の逆転で、D・サフィーナ(ロシア)が主催者推薦で出場のS・スファール(チュニジア)を6-1, 6-3で破り、2回戦進出を決めた。
ダブルス1回戦では、シュレボトニックと組み第2シードとなっている杉山組が、A・メディーナ=ガリゲス(スペイン)/V・ルアノ=パスクアル(スペイン)組を6-2, 4-6, 10-6で下し、順当に初戦を突破した。
今大会の優勝賞金は25万ドル。
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