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全豪オープン(賞金総額2060万豪ドル)は16日、大会第3日の男子シングルス2回戦に、第2シードのR・ナダル(スペイン)が登場。F・セラ(フランス)に6-0, 6-2, 6-2で圧勝し、4大会連続の3回戦進出を決めた。
昨年全仏オープンで3連覇を達成したナダルだが、全豪オープンでは前回大会のベスト8進出が最高成績。しかし、この日は今年からトゥルーブルーに変わった全豪のサーフェスを完全に支配し、セラに4ゲームしか与えなかった。
2005年7月から世界ランク2位につけているナダルは、「第1セットは非常に高いレベルでプレーできたと思う。その後少しミスもあったけど、とにかく今日の試合に満足している。1回戦より良くなっていると思うし、特にサービスとフォアハンドを改善できて嬉しく思っている。」とコメント。
試合では、第1セットを6ゲーム連取で奪ったナダルが、第2セットでもセラのサービスを破り、セラがこの試合最初のゲームを獲得したのは第9ゲームだった。その後もセラはブレークポイントさえ握れず、試合はナダルのペースで進み、第3セットでは2-2と互角の戦いが展開されたが、再びリードを奪ったナダルが最後はサービスエースで締めくくった。
この日のナダルはサーブが好調で、エースは9本、ファーストサーブが入ったときのポイント獲得率は77パーセントにも上った。またウィナーの数も39本と、セラの16本を大きく上回った。
「たぶん今日は1回戦よりも楽な相手だった。だから、積極的にいったんだ。彼も積極的にプレーしようとしていたけど、リズムが掴みやすかった。この数日は練習もうまくいっているし、今日は良いプレーが出来た。」と語ったナダルは、R・シュトラー(ドイツ)に6-2, 6-2, 6-1で快勝した第28シードのG・シモン(フランス)と対戦する。
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