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ASBクラシック(ニュージーランド・オークランド、賞金総額14万5千ドル、ティア4)は3日、シングルス準々決勝を行い、第1シードのV・ズヴォナレーワ(ロシア)、第2シードのM・キリレンコ(ロシア)、第3シードのK・シュレボトニック(スロベニア)が揃って敗れる波乱があった。
昨年ファイナリストのズヴォナレーワを破ったのは、地元出身でワイルドカードのM・イラコビッチ(ニュージーランド)で、6-3, 2-6, 7-6(7-5)で金星を手にした。19歳のイラコビッチは昨年2度のサーキット大会優勝を飾った新鋭で、現在の世界ランクは153位となっている。
世界ランク25位のキリレンコを倒したのは、昨年ウィンブルドン・USオープン4回戦進出で注目を浴びた18歳、T・パスゼック(オーストリア)。この日は6-1, 6-3で快勝し、2度目のツアー準決勝進出を決めた。2006年9月にはスロベニア・ポルトロスでツアー優勝を果たしており、2度目の優勝を狙う。
また、杉山愛(日本)のダブルスパートナーとしても知られるシュレボトニックは、A・レザイ(フランス)の前に屈した。レザイは昨年最高で世界ランク40位まで上昇した20歳で、この日は6-1, 6-3でストレート勝ちした。
彼女ら20歳以下の若手のほかに4強入りを果たしのは、昨年出産を経て現役復帰したL・ダベンポート(アメリカ)で、S・エラーニ(イタリア)に6-3, 6-3で勝利した。ダベンポートは昨年、復帰後に参戦した3大会で2勝を収め、元女王の威厳を示した。
準決勝では、ダベンポート対パスゼック、レザイ対イラコビッチという対戦が行われる。
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