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(中国、上海)
男子テニスATPツアー最終戦のテニス・マスターズ・カップは14日、当地の旗忠(チージョン)スタジアムで予選ラウンドロビン・レッドグループの試合を行い、ともに初戦を落とした第1シードのR・フェデラー(スイス)と第4シードのN・ダビデンコ(ロシア)が初勝利を狙って対戦する。
初戦でF・ゴンサレス(チリ)に敗れ、最終戦6度目の出場にしてラウンドロビンでの初黒星を喫したフェデラーは、過去10戦全勝のダビデンコを迎え撃つ。準決勝進出に向けて負けられない試合となるが、両者の試合は接戦になる傾向があり、フェデラーが28セット中24セットをものにしているが、そのうち5セットがタイブレークに、9セットがゲームカウント7-5となっている。ダビデンコは2005年以来の準決勝進出を目指している。
もう1試合では、前述の通りフェデラーから金星をあげた第7シードのゴンサレスが、第5シードのA・ロディック(アメリカ)と対戦する。ビッグサーバー同士の両者の過去の対戦は、ロディックの6勝3敗。しかし、最後に顔を合わせた昨年のウィーンの大会では、ゴンサレスが勝っている。
また、ダブルスでは今季の四大大会優勝ペアが3組登場する。第1試合では、ウィンブルドン覇者のA・クレマン(フランス)/M・ロドラ(フランス)組が、L・ドロウィー(チェコ共和国)/P・ビズネル(チェコ共和国)組と対戦する。この中では、ロドラだけが今大会の優勝経験を持っており(2005年にF・サントロ(フランス)と優勝)、その経験を活かしたいところ。
もう一方の試合では、昨年ファイナリストで、今季全仏オープン覇者のM・ノウルズ(バハマ)/D・ネスター(カナダ)組が、USオープン覇者のS・アスペリン(スウェーデン)/J・ノウル(オーストリア)組と初対戦する。
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