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(スペイン、マドリッド)
女子テニスWTAツアー最終戦のソニー・エリクソン・チャンピオンシップスは7日、当地のカサ・デ・カンポ見本市会場で大会3日目の試合を行い、第1試合では第2シードのS・クズネツォワ(ロシア)が第6シードのM・シャラポワ(ロシア)が同胞対決を行う。
ラウンドロビンのレッドグループに属するクズネツォワは、初日の試合でA・イバノビッチ(セルビア)に敗れて1敗を喫しており、初の準決勝進出に向けて負けられない試合となる。一方のシャラポワは、肩に不安を抱えつつも初戦でD・ハンチュコバ(スロバキア)に勝利しており、次の試合に勝てば4年連続のベスト4進出に大きく前進することになる。
第2試合では、イエローグループで既に準決勝進出を決めた第1シードのJ・エナン(ベルギー)が、S・ウィリアムズ(アメリカ)に代わって出場することになったM・バルトリ(フランス)と対戦する。今季ツアー9勝をあげ、世界ランク1位に君臨しているエナンだが、最後に敗れたのがウィンブルドン準決勝のバルトリ戦で、今回はその雪辱を誓う。バルトリは最終戦初出場。
第3試合では、第3シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)と第7シードのA・チャクエタゼ(ロシア)が対戦。今季ともにツアー4勝をあげ、今大会初出場を決めた両者の対戦成績は、チャクエタゼの5勝2敗となっている。チャクエタゼは初戦でエナンに敗れたものの、第2戦でセリーナの棄権により白星を獲得しており、ここで1敗のヤンコビッチに勝つと、準決勝進出が見えてくる。
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