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(スペイン、マドリッド)
女子テニスWTAツアー最終戦のソニー・エリクソン・チャンピオンシップスは6日、当地のカサ・デ・カンポ見本市会場で大会初日に試合を行い、第1試合では黄組のJ・エナン(ベルギー)とA・チャクエタゼ(ロシア)が激突する。
エナンは今季、全仏オープンとUSオープンを含むツアー9勝、シングルス勝敗58勝4敗と圧倒的な強さを見せて、2年連続3度目の年間ランキング1位を確定させている。そして目下20連勝中で、ラウンドロビン初戦で顔を合わせるチャクエタゼには2勝0敗で勝ち越している。
エナンは優勝候補の筆頭として連覇を狙うが、初出場のチャクエタゼが得意のオールコートゲームを展開できれば、開幕戦に相応しい激戦になると思われる。
第2試合は赤組の試合となり、2004年覇者のM・シャラポワ(ロシア)が、5年ぶり出場のD・ハンチュコバ(スロバキア)を迎え撃つ。シャラポワは今年肩の負傷に悩まされ続けてきたが、それでも安定した成績とツアー1勝を獲得し、4年連続の出場を決めた。対するハンチュコバは、自身初の年間ツアー2勝をおさめ、シーズン後半も加速を続けて好調の1年となった。
過去の対戦成績はシャラポワの5勝1敗だが、現在の勢いを考えれば、ハンチュコバの勝利も十分にありえる。
そして、第3試合も赤組の試合で、パワーヒッター同士の対決となり、S・クズネツォワ(ロシア)がA・イバノビッチ(セルビア)と対戦する。クズネツォワはツアー優勝こそ1回だが、USオープンを含む5回の準優勝をおさめて、自己最高のランキング2位に上昇している。一方のイバノビッチは今年大躍進し、ツアー3勝、全仏オープンでの四大大会決勝進出を決めて、ランキング4位に上ってきた。
今までのところ、イバノビッチが3勝1敗とリードしているが、フルセットに及んだ試合もあり、クズネツォワにも勝機はある。
今大会の賞金総額は300万ドルで、優勝者には100万ドルが贈られる。
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