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(スイス、チューリッヒ)
チューリッヒ・オープン(賞金総額134万ドル、ティア1)は17日、シングルス2回戦が行われ、第3シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)と第5シードのA・イバノビッチ(セルビア)がともに初戦で姿を消し、第8シードのA・モレスモ(フランス)も敗れる波乱の一日となった。
今年の女子テニス界を賑わせたセルビア勢の二人だが、この日ヤンコビッチがN・バイディソバ(チェコ共和国)に4-6, 4-6で、イバノビッチもT・ゴロバン(フランス)に3-6, 1-6であっさり敗れた。
ヤンコビッチは先週のバンコク・オープンの初戦で、熱中症により棄権して以来初めての試合だった。勝ったバイディソバは、ヤンコビッチとの対戦成績を5勝3敗とし、2006年5月のストラスブール以来の決勝進出を狙う。準々決勝では、この日モレスモを2-6, 6-4, 6-1で倒したA・ボンダレンコ(ウクライナ)と対戦する。
イバノビッチは6度のダブルフォールトを犯すなど不安定なプレーで、リターンで着実にポイントを重ねたゴロバンが67分で試合に終止符を打った。ゴロバンは準々決勝で同胞の第9シードM・バルトリ(フランス)と対戦する。この日バルトリは予選通過のM・クライチェック(オランダ)を6-4, 6-1で寄せ付けず、ベスト8入りを決めた。
この日唯一行われた1回戦の残り1試合では、E・デメンティエワ(ロシア)とF・スキアボーネ(イタリア)が対戦したが、4-6, 6-1, 4-2とスキアボーネがリードしたところで、デメンティエワが左足内転筋を痛め棄権した。デメンティエワは先週の日曜日には地元ロシア・モスクワで、自身8度目となるタイトルを獲得したばかりだった。その決勝では地元の声援を味方に、世界ランク6位のS・ウィリアムズ(アメリカ)に逆転勝利して、優勝に漕ぎ着けた。
今大会の優勝賞金は18万2千ドル。
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