HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
(スウェーデン、ストックホルム)
ストックホルム・オープン(賞金総額96万ドル、インドアハード)は14日、シングルス決勝を行い、第7シードのI・カルロビッチ(クロアチア)がT・ヨハンソン(スウェーデン)を6-3, 3-6, 6-1で振り切り、見事今季3勝目を挙げ、優勝賞金13万5,700ドルを獲得した。カルロビッチのツアー優勝は全て今年に入ってからのもの。
男子ツアーで最長身(2m08cm)のカルロビッチは決勝後、「インドアでのタイトルは初めて。ヒューストンの大会はツアー初優勝だったから特別なものだったけど、結局優勝した大会はどれも特別なもの。今大会で優勝できてうれしい。」と話した。カルロビッチは今季ヒューストン(クレー)とノッティンガム(芝)の大会で優勝。今シーズンで3つの異なるサーフェスで優勝しているのは世界1位のR・フェデラー(スイス)とカルロビッチだけ。
28歳のカルロビッチはランキングでも自己最高位の25位をマーク、またサービスエースの数も1,135に及んでいる。この数字は歴代3位の記録で、1位はG・イバニセビッチ(クロアチア)が1996年に達成した1,477本。
準決勝では地元ファンの応援で勢いに乗ったヨハンソンが、3連覇を狙っていた第1シードのJ・ブレーク(アメリカ)を6-1, 7-6(7-3)で下して決勝に駒を進めたが、カルロビッチの勢いの前に屈した。「準々決勝や準決勝のようないいプレーができなかった。(決勝の)最初の2セットはよかったけど、最終セットでのプレーは全然だめだった。カルロビッチと対戦するときにセットの前半でサービスを落すときついね。」と肩を落した。
32歳のベテラン・ヨハンソンは今大会2000年と2004年に優勝を飾っており、また1998年には準優勝を記録している。地元に強いヨハンソンは今大会での通算成績を27勝9敗としている。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.