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(ドイツ、シュトゥットガルド)
ポルシェ・テニス・グランプリ(賞金総額65万ドル、ティア2)は4日、シングルス2回戦残りの5試合を行いベスト8が出揃い、トップシードのJ・エナン(ベルギー)らが順当に勝ち進む中、第5シードのA・イバノビッチ(セルビア)が予選から勝ち上がったK・ボンダレンコ(ウクライナ)に2-6, 6-1, 3-6で敗れた。
先週のルクセンブルグで、自身5度目で今季3度目の優勝を飾るなど、今年はシーズンを通して好調を続けてきた19歳のイバノビッチは、ランキングも最高位の5位に上がってきていた。
一方、予選を勝ち上がって本戦入りした21歳のボンダレンコは、これが自身初めてのトップ10選手からの勝利となった。WTAツアー初めてのベスト4進出を掛けて、水曜日にA・チャクエタゼ(ロシア)を下したT・ゴロバン(フランス)と準々決勝を行う。
今季既に大会で優勝しているエナンはD・サフィーナ(ロシア)を6-4, 6-1と順当にベスト8入りを決めた。上位4シード選手は1回戦が免除されていたため、エナンはこの試合が9月のUSオープンで優勝を飾って以来、初めての試合だった。先月の北京大会を呼吸器系疾患で欠場した影響を全くみせないプレーで、サフィーナをわずか74分で下し、対戦成績を5戦全勝とした。ベスト4入りを掛けて準々決勝ではE・デメンティエワ(ロシア)と顔を合わせる。
現在ランキング15位のデメンティエワは第8シードのD・ハンチュコバ(スロバキア)を6-4, 6-4で下しての勝ち上がり。これで最近3試合連続してハンチュコバから勝利を上げたデメンティエワは、対戦成績を9勝3敗へと伸ばしたが、エナンとの対戦は2勝8敗と大きく負け越している。
第7シードのN・ペトロワ(ロシア)も予選から勝ち上がったM・クライチェック(オランダ)を6-1, 6-3で下し8強入りに成功した。ペトロワは昨年、決勝でゴロバンを下して優勝し、今年はディフェンディング・チャンピオンとして2連覇を狙っている。
ペトロワは、S・ペア(イスラエル)を4-6, 6-1, 6-3の逆転で退けた第3シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)と準決勝進出を掛けて戦う。両者は去年9月の北京大会以来の顔合わせとなる。ヤンコビッチは先月の北京大会では決勝戦でA・サバイ(ハンガリー)に逆転負けを喫し、今季5度目の優勝を上げることはできなかったが、それでも今季71勝19敗と好調を続け、ペトロワとの対戦成績も3勝2敗とリードしている。
今大会の優勝賞金は9万2千410ドル。
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